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小説「
EP.7-2 Farewell 2
」を編集します。
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作者名
麻疹騙り
タイトル
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内容
*
「縁くん……」 「所詮、無理のある話だったんです。僕にもう少し包容力があったら……あなたを、ロールキャベツみたく包んであげられたのに」 人間としての生活の中で、唯一の心残りだった。 緑さんのあの涙を、拭ってあげられなかったこと。 「ううん、気にしないでよ。十分だよ……縁くんがいてくれて、良かった」 僕を気遣ってくれる緑さんの姿。柔らかい笑顔。 この笑顔に惹かれて、この笑顔に恋をしたのだと、改めて感じていた。 「ありがとう……大好きでした!」 初めて声に出して伝える、心一杯の想い。 「あなたの、そのカラッとした性格が、トンカツっぽくて大好きでした!!」 不必要なまでに大きくなる声と、溢れ出す涙。 最後の最後、今までずっと言えなかった感情が、涙と共に溢れ出していくようで――――――――――――――― 「縁くん…ありがとう……」 滲んだ視界で、目の前の緑さんを見つめる。 涙のせいか、その美しい姿がよく見えないけれど…… 聞こえて来る声の調子では、泣いているように思えた。 「…ありがとう…………私も……」 緑さんが何かを言いかけた、その時。
投稿者コメント
終わるな!夏休み!!!
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