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小説「
魔女の屋敷
」を編集します。
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作者名
カービィマター
タイトル
*
内容
*
とある村のはずれにある、大きな古びた屋敷。 それこそは、猛獣の群れを一瞬で『消した』とされる魔女が住まうと噂される屋敷。 それゆえ誰も近づこうとしないその場所に、二人は訪れていた。 「ここが『魔女の屋敷』、か…。」 「遠くから見たときよりもずっと大きいようだな…。どうする?少し態勢を整えてから行くか?このまま行くか?」 「そうだね…たぶん、あっちももうとっくに気づいてると思うから、このまま行くしかないと思うな。」 「うむ。この感じだと、この中に居るのは間違いなさそうだからな。」 「ただ…あっちがボクらをどう思ってるか分からないから、慎重に行くべきだと思うな…。」 「ああ。…準備はいいか?」 「…うん。行こうか。」 「…!?この感じは…一体何?まるで誰かがこの屋敷に入ってきたような…いや、実際にこの屋敷に誰か入ってきたみたいね…。気配で侵入してきたことが分かるなんて…不思議なこともあるものね…。とにかく、誰だろうとこの屋敷から追っ払うだけよ…。」 ジョーカー達は、屋敷の中へ足を踏み入れていた。 「なかなか気味の悪い屋敷だな…余計に人が寄り付かないわけだ…。」 「何があるか分からない。油断はするな、ジョーカー。」 「ああ…。」 屋敷の中は灯りがないため暗く、時折床を蜘蛛が這い、コウモリが飛び交うこともあった。しかし、一向に何かが現れたり何かが起きたりする様子はない。 「敵意は…ないのかな…。」 「ああ…今のところは、な…。」 二人がそんな会話を交わしたとき、突然壁からモヤモヤとした実体のない何かが現れた。ほのかに青っぽく光るそれには、不気味な笑みを浮かべた顔が浮かんでいた。 「デテユケ…デテユケ…ケケケケッ!」 しかし、それを見た二人は一瞬身構えたものの、 「…これは怖がらせるだけみたいだね。」 「ああ。敵意がまるで無い。」 モヤモヤに目をくれることもなく、すぐに先程までと同じように普通に先に進んでいった。 「な、なんなのよこいつら…!」 "魔女"は、困惑していた。久々に侵入者が現れたため、いつものように怖がらせるようなものを生み出して向かわせたのだが、その侵入者が一向に立ち去ろうとしないのだ。 大抵はお化けのようなモヤモヤを見せてやれば一目散に立ち去り、ちょっと肝が据わっていてそれでも進んで来ようとするような者でも、人魂のような見た目の静電気の球をぶつけてやればたちまち逃げていく。 しかし、この侵入者達―先程から続く妙な気配らしき感覚と魔法による探知によれば二人いるようであった―は、モヤモヤを見せようとも、静電気の球をぶつけてやろうとも、立ち退く気配を見せず、それどころか屋敷の中をどんどん進み、まるで自分のいる位置が分かっているかのようにこちらの部屋へと近づいてくるのだ。 魔女がそうこうしているうちに侵入者達は部屋の前にたどり着き、扉を開いた。
投稿者コメント
えー、お久しぶりでございます、21世紀最大の変人です。 なんとなんとかれこれ約2年ぶりの投稿となり、2回目の改名で名前がOになってますが、止めたわけではございません。 ただめんど…忙しかったからなのでありますッ! というわけで今後ともよろしくお願いいたします!
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