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小説「
EP.6-8 Ensemble 8
」を編集します。
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作者名
麻疹騙り
タイトル
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内容
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最初はぎこちなかったタンバリンの扱いも、段々分かって来た ような気がする。 緑さんと一緒に音楽を作っているという、至福の時。 ずっとこの時が続けばいいのに。 「時間が経つのは早いもので……次が、最後の曲になります」 気づかないうちに、もう1時間も経っていた。 遠くの空が淡い赤に染まって、何とも言えない幻想的な景色になっている。 「最後の曲は、ここにいる、兄が作詞してくれたんです」 湧き上がる拍手。 ……しかし、僕が送ったのは詞だけだ。 緑さんの前で歌ったりはしていないから、メロディーはまだ ついていないはずなのだが……。 まさか、駅からここまで歩く間に音を付けてしまったのか? ……やっぱり緑さんは、凄い人だ。 「実はまだ未完成なので、短いんですけど……折角だから、 皆さんに聞いてもらおうと思います」 あまりの驚きで身動き一つ出来ない僕に、緑さんが語り掛けてきた。 (今まで通り、曲に合わせて叩いてて) (わ……分かりました) 僕にそう言った緑さんは、またマイクとギターを構える。 僕の詞と緑さんの歌声が、混ざり合う瞬間。 一体どうなるのか……胸の中がドキドキでいっぱいになった。
投稿者コメント
9月中の完成に暗雲が立ち込めはじめた気がします。 ライブが立て続けなもんで^^; 台風が過ぎてから涼しくなりましたね。 余談ですが、もうすぐで1歳年を取ります。 もうすぐです。年は取りたくないものですね……
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