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小説「
EP.6-4 Ensemble 4
」を編集します。
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作者名
麻疹騙り
タイトル
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内容
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しばらくして、料理が完成した。 寒い冬の日によく似合う、温かいロールキャベツ。 思えば僕らが出会ったあの日も、こんな寒い日だった。 「出来ましたよー、どうぞ」 「わあ、美味しそう!いただきまーす!」 普通なら、何気ない日常の光景。 しかし、僕にとっては、緑さんと僕との「最後の日」。 つい、ロールキャベツを食べる彼女の姿を、まじまじと見つめていた。 「……どうしたの?早く食べないと、ロールキャベツ冷めちゃうよ」 もし、僕がキャベツの姿に戻ったら、あのロールキャベツのように、 「食材」として緑さんの前に現れることになるのだろうか。 彼女の口に入るのなら、それはそれで本望だが…… 「いいえ。何でもないんです」 僕自身にとっても、人間として初めて見つけた楽しみだったのに。 「美味しかった!ごちそうさま」 気づけば、緑さんはロールキャベツをすっかり食べ終え、 身支度を始めていた。 きっとライブへ行くのだろう。プレゼントを渡すなら、今だ。 「あ、あの……緑さん!」 「ん?何?」 手にはこっそりと、あの紙を忍ばせていた。
投稿者コメント
不眠症気味が治らないのをいいことに この小説を書き溜めたり、ゲームしたりして過ごしてます。 3DSのダウンロードゲームにはまってます。 「王国の道具屋さん」「リズムハンター ハーモナイト」 「ハコボーイ」「魔法の国の冒険酒場」が面白いですよ。 結構高いんですけど。
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