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小説「
永遠の記憶
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作者名
シロカ
タイトル
*
内容
*
急だったから何が起きたのかは全然分からなかった。だがその時とてつもない激痛が頭に響き渡り、目の前が白くなった。その時、ほんの一瞬だけ見えた。あの人の顔。にやっとしながらもなぜか悲しみで溢れていたあの人の顔が。 「お……母さ……ん」 目を覚ますと目の前には黒い天井があった。今どこにいるかは分からない。少し前まで何かをしていた様な気がしたが、何も思い出せない。そんなことを思いつつ、ゆっくりと起き上がった。体が軽い感じがする。今なら誰かを殺せそうな感じ。けどそんな気分ではなかった。少し勢いを付けたせいでよろめいてしまったがすぐに体勢立て直した。足を地面に付かせると辺りは少し明るくなった。なんで急に明るくなったのかと戸惑いを見せつつ歩き始めた。少し見回したがここは個室だった。そしてこの部屋には誰もいない。一人にしちゃとっても広い部屋。なぜこんな所にいるんだと思いつつ個室を歩き回った。そして分かったことをまとめた。窓は一切なかった。床はけっこう冷たかった。こんな部屋では窒息してしまうと考えていたら目の前にあるものがあった。そのあるものとは電話だ。色は茶色の少し明るくてアンティークみたいな感じだった。電話線もしっかりと付いていたが、どこに繋がっているかは分からなかった。 好奇心で受話器を取って耳に当ててみた。…すると声が聞こえてきた。ちょっと声が低く聞きやすい声だ。 「……るか?…えているか?」 少し雑音が入ってたがなんとなく言ってることを理解した。それに答えるように次の言葉を言ってみた。 「はい、聞こえてます。」 しっかりとした感じの声で言ったからちゃんと分かったはずだ。そして数秒後、返事が来た。 「そうか、では最初に言おう。君の名前はなんだ?」 少し戸惑ったがすぐに名前を言おうとした。が頭の中は真っ白だった。何も答えられない状態でとっさに思いついた言葉を言った。 「……Bi.rです」 なぜその名前を言ったかは分からない。ただとっさに思い浮かんだのを言っただけだ。 「そうか。…ではさっそくやってみよう…と、その前に私の名前はレンガ・ディールだ。レンガと呼んでくれ。」 話が速すぎて何が何だが分からなかった。まず何をやるのかも分からなかった。でもなんとなく分かるような気がした。 Bi.r「…はい。」 レンガ「では最初に過去のことだ。ささいなことでもいい。なにか風景とか色とかなんか思ってたら言ってみて欲しい。」 意味が分からないことばっかり言ってきた。この人の言葉どおり、頑張ってやってみた。どうやるかはなんとなくだ。…そうやっているうちに何かを思い浮かべた。 Bi.r「…白い。白い物がありました。白い…透明…黒がありました。」 なぜこのキーワードが思い浮かんだかはわからない。さっきの名前も同じようなことがあった。なぜだろうか。 レンガ「…色か。よし、このまま何かを思いつくものを言ってみてくれ。なんでもいい。」 Bi.r「…部屋がありました。暖かい感じの部屋が。色は…茶色くて天井には…ランプがありました。」 その人のいったとおりにやってみたらぽんぽんと思いつくものがあった。 レンガ「…ふむ。それは多分家だな。このまま続けてくれ」 頭の記憶とそのレンガと言う人の声を頼りに記憶を探すことになった。これは旅といってもいい。道はながくなりそうだ。一つ思い出すとまた一つ思い出す。記憶の道を一つずつ歩き始めた。ゆっくりと。あせらないで。
投稿者コメント
もうなにがなんだがわからないw この話、続けようかなwwあ、今まで言い忘れてましたがこの世界観でオリカビたちは人って呼びます(決して擬人化ではありませぬ)
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