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小説「
ひとつめのピース
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作者名
テーリィ&2Y
タイトル
*
内容
*
「もしかして...コネクターがなくなったのも、例の空間のホコロビのせいかな?」 テーリィはやっと、それなりに重要なことに気づいた。 「その可能性もあるよな。でも...テーリィ、今はどうにかこの部屋に入るのが先決だろ」 そう吐き捨てるようにコッタンが言うと、彼は愛用のトールハンマーを構えた。 「お、おい、アンタ何を...」 「BGM:MOTHER3より『ブッコワシ讃歌』だぜ!」 「バカ言ってんじゃないよもう!!バカ!やめろ!オイ!!!」 何故かアニカビの迷台詞×2を口にして喚くテーリィを尻目に、コッタンがハンマーを振ろうとした...その時。 ぱっぱらぱっぱっぱーん。(スマブラでのくす玉のファンファーレ)うぃーん。 「...開いた!」 「何なんださっきのふざけた音...」 「それデフォで設定されてたやつだよ。 でもなぜ通電したんだろ?...とりま入ろうか」 清潔な部屋に、本やゲームソフト、フィギュアが整然と並んでいる。 「あの棚登りがいがありそうだな」 「コッタン...御主もネコよのう。えーと、奇跡のピースはどこだったか...」 テーリィは宝箱をいくつか引っ張りだす。 「これかな?」 「いや、それ『季節のピーナッツ』だろ」 「これは?」 「『軌跡の光』じゃんか、何故にポケモンレンジャーのパチモン持ってんだよ」 「これでどうだ?」 「『着せ替えピーコック』!お前探す気あるのかよ!?」 コッタンはハンマーを何度もテーリィにかました。 「か、軽いジョークのつもりだったのに...」 満身創痍の創造神(笑)は、命からがらパズルピースらしきものを掲げて見せた。 「だからそれは『奇跡のピース』だって...え?」 それは名の通りパズルピースのような形状をしており、部屋の照明を黄緑色に透かしていた。 『うん、確かにそれは“奇跡のピース”だね』 「いやぁ...こんな代物を鍋敷きだと思ってた僕って何なんだ、ってつくづく思うよ」 テーリィは通信機越しに誰かと言葉を交わす。 「テーリィ、そいつ誰だ?」 「あー、彼はエアロスターのエドガー。元いた世界での知り合いだよ」 エドガーと呼ばれたその戦闘機のような姿の人物は、画面の中で計器を弄る。 『あの、今惑星フクズィンと衛星チクゼーヌ間の交通が混乱してるようだよ。空間の乱れだろうから、ピースの力でそれを解消できればフクズィンに渡れると思う』 「と、いいますと?」 テーリィの相槌を聞き、エドガーは続けた。 『フクズィンから惑星ショルツ経由で、その衛星キタリポに行くんだ。二つめのピースの反応が、そこの都市ウルウーマにある』 「話についてけないぜ...そもそもお前、なんでそれが分かるんだ?」 『マイ○ラのMODで位置座標をあぶり出してるんだよ』 「○イクラのMODで!?」 「かがくのちからってすげー!」 「お前もそういう暇あったらプログラムの勉強しろ!!」 そういう暇がないんだよなぁ。 「で。エドガー、他の反応はありそう?」 『いいや、これ結構フリーズしやすいもんで。他はまだ演算中』 「おk、何か分かったらまた連絡頼む。またねー」 テーリィは通信機の電源を切った。 「そういうこったね、コッタン。ちょっくら冒険に出ようか」 「おぅよ。取り敢えずテーリィ、荷物をまとめようぜ」 「そして華麗なステップでね!」 「やめろsora tob sa○anaフリークめが」 ネタわからんかったらゴメンねー。 そして二人は色々なモノをテーリィのシルクハットに詰め、家を飛び出していった。 「どうにもならなくなったら、助っ人を呼ぶからね」 「えー?オレら二人で十分だろ?」 「こらこら、フラグ立てないの」 「またフリーズした...」 エドガーはそれからずっと、コンピュータの画面とにらめっこしている。 「やけに周期が短いな。...ん」 固まったディスプレイの表示に、彼は目を細めた。 「『演算不可能な位置に3つ、推定6つの反応 直接接触していない宇宙の可能性』...?」 さて2Yさん、続きをどうぞ!
投稿者コメント
もう二人の登場キャラはもうちょい後に出てくる予定です。
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