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小説「
STORY2.Road of ordeal
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作者名
そよかぜDX
タイトル
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内容
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「えぇ〜、カービィ・スター君22歳。身長20cm、体重1.4kg、星籍はポップスター、バタービルティングCブロック出身。えぇ〜、特筆事項は軽度の運動障害と免疫力が低い、それと父親が窃盗、暴行、恐喝の罪で禁固15年か」 宇宙エレベーターの検察所で、警備員がカービィのパスポートのプロフィールを読み上げる。 「ギャラクティックノヴァへ行く理由は星の戦士訓練兵団へ入団する為ね。OK、通って良いよ」 警備員はカービィに宇宙エレベーターの搭乗を許可した。 カービィはお礼を言い、ゲートを通過する。 「遅いぞカービィ!」 同じバタービルティング出身で星の戦士訓練兵団に入団するトッコリが言う。 「ごめんごめん」とカービィは謝る。 「とっとと行こうぜ!宇宙エレベーターに遅れちまう」 星雲暦198年 カービィとメタナイトの出会いから7年。 中卒のまま就職していたカービィは、星の戦士を目指す為に定時制の高校に通い卒業、勤めていたドッズ工房を退職して、星の戦士訓練兵団に入団する為、星の戦士の拠点があるギャラクティックノヴァへと向かうのであった。 「終点です。高軌道ステーションに到着いたしました」 エレベーター内にアナウンスが入る。 「降りようぜ」 トッコリは居眠りしているカービィの手を引っ張る。カービィは眠たそうな足取りで歩き始める。 ビルティングアイランドから伸びる宇宙エレベーターの終点である高軌道ステーションは、他の星々へ移動する為の港として運用されているのだ。 「星の戦士訓練兵団入団希望者はこちらにお進み下さいー」 旗を持ったガイドがカービィ達を15番の港に誘導させる。15番の港には、星の戦士の送迎用スペースバスが駐留していた。 「いよいよだなー!わくわくするぜぇ」 トッコリは期待で胸を膨らませる。 今からカービィ達が向かうギャラクティックノヴァは、人類の英知を集結させて造った人工惑星である。高軌道ステーションから出発して約2時間半、カービィ達はギャラクティックノヴァに到着した。 Defense person of star KIRBY STORY2.Road of ordeal 「よく来たな!!糞d[ピーッ]共!!」 訓練兵団の入団式は、ゴツいナックルジョー族の男の馬鹿デカイ大声から始まった。 「テメェ達糞d[ピーッ]共を立派な星の戦士達にしてやるのが俺達の使命だぁ!!その為には、これからの一年間!!貴様達糞[ピーッ]は地獄の試練に耐えてもらう!!」 ナックルジョー族の教官「エレザ」は言葉使いが悪く、卑猥な言葉を発言するたび、側近のワドルティ族がピー音を鳴らすブザーを押していた。 カービィ達はそのせいで集中ができなかった。 トッコリは必死に笑いを堪えていた。 「おいそこの鳥!!何にやついてる!!?」 どうやらバレたみたいだ。トッコリは震えた。 「貴様!!これは俺への宣戦布告と見て良いんだな!?分かった!!入団式が終わったらグラウンドの裏に来い!![ピーーーーーーーーッ!!!]してやる!」 カービィは吹き出しそうになった。 入団式終了後、カービィ達は自分達が生活する寮へとやって来た。 カービィは自分の部屋とされた部屋に向かう。 「うそーっ!!?男子と同じ部屋なの!?」 人型族の少女が驚く。どうやらカービィと同じ部屋の団員らしい。 「あ、その・・・よろしくお願いします」 カービィは申し訳無さそうな顔で言う。 「あんた、名前は!?」 「カービィ・スターと・・・言います・・・」 言われるがままにカービィは名前を教える。 「あ、そう。私はアドレーヌ。よろしくね」 アドレーヌは機嫌悪そうな顔で言う。 「おいおいマジかよカービィ!?部屋女子と一緒だって!!?」 自由時間中、フリールームでトッコリが興奮した顔でカービィに訊く。 「おいおい顔近い」 カービィはトッコリの顔を遠ざけさせる。 「アドレーヌって言うんだって?中々可愛い顔してんじゃんあいつ。良かったな!」 さっき知り合ったスパーキー族のザイモンは訊く。 「胸は小さいけどな」とトッコリが補足を入れる。 「んなことよりさ、女子と同じ部屋なんだろ?当然、アレはやんだろうな?」 ザイモンは顔を近づけカービィに言う。 間を置いてアレの意味を理解したカービィは飲んでいた水を吹き出した。 「おま、そんなことっ!!」 カービィは顔を赤らめる。 トッコリとザイモンがそれを笑う。 一方アドレーヌは、同期の女性団員に部屋が男女同じだということを愚痴を言っていた。 「なんか予算削減の為に、寮は男女同じらしいねー」 興奮するアドレーヌに対して、同期の女性団員のワドルティ族のミレイは真顔で答えた。 「うちも部屋男と一緒だよ。球体族の子でさ。結構可愛いんだよね〜♪夜襲っちゃおうかな?」 同じく同期のキャピィ族のセナが言う。 「うっさいわねクソビッチ!!痴女!!」 気分を損ねたアドレーヌは、足早にフリールームから去っていった。 途中、カービィとバッタリ目が合ってしまった。 カービィは申し訳なさそうに目を反らす。 「意味わかんない!!」 アドレーヌはそう吐き捨て、フリールームを後にした。 「いいか、糞[ピーッ]共!!初めての実戦訓練だからって手加減はしねーぞ!![ピーッ]n[ピーッ][ピーッ]n[ピーッ]!」 エレザは男性団員に対して容赦ない罵声を浴びせる。もちろん卑猥な言葉は側近のワドルティ族がピー音で規制をかける。 エレザの口の汚さが原因で、訓練は基本的には男女別々である。 実戦訓練はVRヘッドを活用し、バーチャル空間の中で行われる。 もちろんバーチャル空間だからといって侮ってはいけない。 土、風、臭い等、現実世界とほぼ変わらない質感を完全再現できるのである。 初めての実戦訓練のシチュエーションは市街地戦であり、四人づつグループを作って模擬戦を行う。 「同じグループになったのか、よろしくな」 カービィは同じグループになったバーニンレオ族のソウヤに話しかけてみた。 「ふん、俺の足だけは引っ張るなよ」 ソウヤはそう吐き捨てると、VRヘッドを被り、眠りについた。 カービィは予想外の反応に唖然としたままであった。 「模擬戦闘訓練開始!!」 教官の一人の掛け声によって、訓練は始まった。 ルールはサバイバル方式で、最後に勝ち残ったグループが勝利する。 カービィ達のグループは渓谷地帯で、敵グループに対して奇襲攻撃をかけようと企んでいた。 「来たぞ!!行け!!」 ポピー族のフリーデが合図を出す。 山岳地帯に迷い混んだのはザイモンのグループだった。 カービィ達は素早い手際良く敵を脱落させていく。 「嘘だろ!?強くね!!?」 隙をついて残った二人が逃亡する。 「逃がすな!!陣形を組んで包囲しろ!!」 フリーデが叫ぶ。 カービィ達は陣形を組んで先回りをするが、ソウヤは命令を無視して逃亡した二人に向かって突っ込んでいった。 「アイツ、命令を無視しやがった!!」 フリーデは予想外の行動に目を丸くした。 ソウヤはレーザーブレードを展開して二人を切り裂いた。 その美しい程の手さばきにカービィは見とれてしまった。 つづく
投稿者コメント
少しエロネタがあるので注意
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