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小説「
第3話「死神の目」
」を編集します。
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作者名
黒莨
タイトル
*
内容
*
前回の続き。 偽善者のような感じの人工衛星が俺に話しかけ、 「穢」という存在を初めて知り、それは俺1人ということも知った。 そして工場付近で、爆発が起きる____ 「HR-Explorer・・・HR-Hをモデルに作られた、量産型ねぇ・・・」 「それのせいで数年前の爆発事故が起き、7割ぐらいが死んだんだよ。」 「てことはその量産型全部ぶっ壊せば、解決ってことかい?」 「いや、俺の予測では、普通に壊せば大爆発が起きると思う…」 「どういうことだ?人工衛星。」 「エイセって呼んでくれよ…。多分あの機械には倒されても困らないよう、起爆装置があると思うな。」 「ふぅーん・・・おっ、どうやら現場到着だな。」 いざ爆破がおきたところにいくと、案の定大惨事だった。 こりゃあまるであの時の二の舞になりかねない。 さて、どうやって爆破させずに倒せばいいか・・・ 「お前の琥珀の目で、起爆装置とかわからないのか?」 「そんな易々と出すもんじゃねーよ。それに住民もいるからな。」 「あーなるほどなー。」 とりあえず見ただけでも分かることは、 HR-Hとは全く色が違う、高さは俺ら球体で12体分か? 後はせいぜい爆破することしか考えていなさそうだな。 「およそ20体ってところか。よし、まずは頭だな」 エイセはすぐさま光線を出し、HR-Explorerの頭の 目のような部分を破壊した。 「ギギ・・・ギ?」 「よし、今だな。 鎌乱舞!」 そして、直ぐにHR-Explorerの頭を切り捨てる。 どうやら見たところ、起爆装置はない。ということは やはりあいつの胴体にあるのか? 「ギギギ・・・ギギ・・・」(バタッ 「倒れたが、あと19体だな。」 「あぁ、そうだn」 その時、急に琥珀の目に痛みが発生した。 「ぐっ・・!目がッ・・・!」 「おいおい大丈夫かよ?眼帯のつけすぎで痛みが起きたんじゃねーの?」 「いや・・・絶対違う・・・」 なんだ?この痛み?そういえばこんな痛み、 何回も起きたが、今回は今まで以上に痛ぇ。 すぐに痛みは治まり、また戦えるようになった 「しかし、頭を切るだけで起爆装置発生せずに倒れるとはね。こりゃ楽かも。」 「あぁ・・・だといいんだが・・・うっ!」 「なんだぁ?また目の痛みか?」 「あぁ、無論そうだな…。しかしこの痛み、どうも今まで以上に・・・うぅっ!!」 その時、突然俺の視野が暗くなった。 そして、次に映った光景は、まるで地獄にいるかのような場所だった。 「…なんだ?ここ?」 「目ガ覚メタカ。琥珀ノ目ヲ持ツ哀レナ者ヨ」 「・・・あんた、琥珀のような色してるな?まさか琥珀の目自身じゃないよな?」 「・・・正解ダ。如何ニモ我ガ、琥珀ノ目だ。生マレタ時カラ、オ前ノ目ニ住ンデイル」 なるほど、こいつが琥珀の目自身か。 どことなく死神っぽい姿だが、こいつが琥珀の目なら、 殺せば普通の目に戻れるはずだ。 「なぁ、アンタを殺せば、俺の眼帯で隠している目は普通の目に戻るのか?」 「フン、ソレハ無理ナ話ダナ。」 「どういうことだ?」 「仮ニ我ヲ殺セバ、オ前ノソノ目ハ一生見エナクナルナ。」 「てことは、俺は一生この目を持ったまま過ごすのかい?」 「イヤ、実ハソノ琥珀ノ目ヲ、別ノ目ニ変エルコトガ出来ル。」 「…?」 別の目?いったいどういうことだ? 琥珀の目以外にも別の目でもあるのか? 「ソレハ、『死神ノ目』ダ」 「死神の・・・目・・・?」 「アァ、死神ノ目ダ。コノ目ヲ持テバ、オ前ハモウ琥珀ノ目ニ悩マサレズニ済ム。」 「ヘェー・・・」 「・・・信ジテオラヌナ?スゴイノハココカラダゾ?」 「マズ、死神ノ目ヲ持テバ、ソレマデノ運動神経トカ、ソノ他モロモロ、飛躍的ニ上ガル。」 「ふぅーん・・・」 「アト、覚醒トカ出来ルヨウニナル。勿論ソレハヤッテミテノオ楽シミ・・・」 「・・・ト言イタイ所ダケド、オ前イマスゴイピンチッポイシ、現実ニ戻ッタ時ニ、スグニ覚醒サセテヤルヨ。」 「なんか上から目線で微妙に腹立つが、背に腹は代えられん、頼むぜ。」 「ツマリ、死神ノ目ノ契約ヲ成立サセテモイインダナ?」 「あぁ、琥珀の目を持ったまま一生を過ごすなら、死神の目をもって一生を過ごす方がマシだ。」 「契約完了。コレヨリオ前ヲ現世ニ戻ス。ソシテオ前ヲ直グニ覚醒状態ニサセル。」 そして、突然と眩しい光が発生し、前が見えなくなった。 「・・・ハッ!」 「なんだ、直ぐに戻ったか。んじゃさっさと倒すぞ。」 ・・・あれ?ここはさっきと同じ光景・・・てことはあんなに話してたのに10秒ぐらいしか時間経ってないのか? ・・・まぁいい、さっさとはじめるか。 すると、突然と俺がつけていたマントが、まるで死神の手のようなものが2つ生え、 さっきまで持っていた鎌も刃の部分が格段とでかくなり、長くなった。 そしてなにより______ 「お・・・お前、眼帯の下の目が・・・」 それまで琥珀色だった俺の片目は____ 「赤色に!?」 そう、赤色となった。 続く。
投稿者コメント
第3話始まりました。 なんか厨二成分入ってる気がするけど気にしないでください。
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