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小説「
崩壊した鏡の国
」を編集します。
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作者名
ロウ
タイトル
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内容
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鏡の国の奥に進んでみると前回の「鏡の大暴走事件」よりも事態は最悪な状況だった。 いたる鏡の扉という扉は割れ、その破片がいたるところに散らばっていた。 「ここも再起不能…か。」 メタナイトは破片を持ちながら首を振った。 「シャドー、いつからこんな感じになったの?」 「一昨日だ…。一昨日まではみんな、平和に暮らしていた…。」 一昨日までの賑やかな声も小鳥のさえずりも今は無い。 「住民は一体どこに避難したのでしょうか…?」 『私が処分した!』 重くそして切れ味のある鋭い声が背中から聞こえる。 「お前は…!」 振り向くとボロボロのマントを付け仮面の左目が傷付いた黒い剣士がこちらに歩み寄っている。 「ダーク…メタナイト…。なぜお前が!」 歩みを止めクックックと笑う。 『ダークマインドを倒したと思い込んでいたらしいが、鏡の破片があれば奴は復活する。 つまりダークマインドと私が蘇ったのは、貴様らが見落としていたおかげと言うわけだ!』 黄色い瞳が禍々しくそして鋭く輝く。 『感謝しているぞ…!』 銀色のギャラクシアが風を切りながら抜かれ、その剣先をこちらに向けた。 『鏡の国は完全に支配した!次は貴様らの世界だ!』 ダークメタナイトの刃をメタナイトが受ける。 「お前に、私たちの世界を汚す真似はさせん!」 『ふっ、今のお前が私を止めることが…果たして出来るかな?』 「なんだと?」 実力はほぼ互角…いや、メタナイトが少し押されている。 『どうした!防戦一方になってるぞ?』 力強い攻撃がギャラクシアを通じて足が竦みそうになる。 「(くっ…。何とか打開策を練らなければ…。)」 剣を防いでいる僅か間に僕の方に振り向き、メタナイトは予備の剣を抜いた。 『二刀流か。だが貴様に2本の剣を扱えるはずが無い!』 左腕の予備の剣をふっ飛ばし体制が崩れたメタナイトを蹴り飛ばす。 『散れ!』 銀色のギャラクシアが重々しく輝く。 『っ!?』 が、何かを察知して後ろに下がった。 メタナイトとダークメタナイトの間にエネルギー波が通る。 放たれた先には緑の帽子。先ほどの予備の剣を吸い込んでいたのだ。 『面倒なことを…!』 ダークメタナイトの剣を受け止め、連撃に繋げる。 ミジンソードを全て防がれ、決めの一撃時には後ろに下がった。 「行けるか、カービィ!」 「もちろん!」 ダークメタナイトの剣を止め、メタナイトが開いた場所を切る。 そのまま空中で縦回転切りをして追撃。 背中を向けた僕に向けた剣をメタナイトが防ぎその隙に僕が切る。 『こしゃくな!』 ダークメタナイトが体を震わせながら地面に剣を突き立てると巨大な竜巻が襲ってきた。 竜巻は僕らを巻き込むと地面に叩きつけた。 『威勢はいいがここまでだ…!消えろ!』 紫色の斬撃が飛んでくる。 僕たちの目の前に虹色の絵の具の壁が現れた。 「一旦引くぞ!」 ペイントをコピーしたシャドーがこちらを振り返る。 「シャドーと一緒に後で向かう!だから行け!」 壁が消滅する瞬間にデデデ僕ら2人を掴み投げ飛ばす。 投げた先にはさっきまで無かった′星型の空間映像′が出現しており、そこに入っていく。 『逃がすか!』 ダークメタナイトをデデデがハンマーで止めながら後ろに下がる。 そして下がりながら懐からホイッスルを出し吹いた。 ピピー! その音を聞いて何処からとも無く大量のワドルディやワドルドゥが召還される。 「頼んだぞ!しもべども!」 その隙にデデデがシャドーを背負い′星型の空間映像′に飛び込んだ。 『くっ…逃げたか…。』 その場所にはしもべを蹴散らしたダークメタナイトが一人佇んでいた。 ′星型の空間映像′から飛び出ると森に囲まれた大きな建物が辺りにある場所だった。 「よかった!何とか逃げ切れたんだ!」 なんとそこにいたリボンとアドレーヌが出迎えてくれたのだ。 そうしていると′星型の空間映像′からシャドーとデデデが戻ってきた。 全員戻ったことを分かったのか′星型の空間映像′はリボンのクリスタルへと姿を戻す。 「みんな、助けてくれてありがとう!」 「あのままだったら私とカービィは奴に倒されていた。感謝する。」 「あんくらい当然だ!」 シャドーの横でアドレーヌはなぜか怒っている。 「ドヤ顔してないでシャドーのカーくん、アタシの筆返してよ!」 「あぁ、わりぃわりぃ!」 「それにしても…。」 僕はいつもののんきな声じゃない重い声で語る。 「ダークマインドとダークメタナイトが復活してるなんて…。メタナイトの言ったとおりだ。」 「ダークメタナイトの力は前回よりも上がってるからなぁ…。今は逃げるだけで精一杯だった。」 シャドーの言っていることは適格だった。僕とメタナイトの2人で何とかいい方向へと傾けたがまだ余裕があるようだった。 「やはり万能の剣を手に入れるしか方法は無いか…。」 「万能の剣?そういうものがあるのか?」 メタナイトは何も知らないデデデ、リボン、アドレーヌに説明をする。 「鏡の国に古くからあった剣で、名はマスターソード。 以前の鏡の大暴走事件を止めたのもその剣とカービィのおかげだ。」 過去の事件を思い出しながらメタナイトは語った。 「今こそマスターソードを使うときだ!」 「でもあの剣を取るにはセントラルサークルに行かないといけないわけで さらにはあのディメンションミラーの傍だぜ?そう簡単に行けるか?」 疑問を出すシャドーに向かってメタナイトがフッと笑う。 「その事に関しては対策がある。」
投稿者コメント
お久しぶりの小説投稿! だんだんシリアス化していきます。 この小説は二次創作だから出来ることを最大限に使っております。 そういうのが苦手な方は「戻る」を押すことを推奨します。
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