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小説「
第21話:どっぐふぁいと
」を編集します。
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作者名
テーリィ
タイトル
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内容
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《BGM:『タチカビSR』天かける虹》 うすくクリーム色に染まった雲の切れ間を、カービィたちはロボボに乗って飛んでいく。 「わぁ...いい眺め!」 敵の本拠地、アクシスアークスはもう目の前だ。 ICキューブを使ってメインゲートのバリアを解除。そして、滑走路を経由して進入、諸悪の根源を倒すというのが、3人の作戦だった。 ここは無人地帯。敵の姿はまだ見えないが、逆に相手がどう出てくるかも分からない。 (胸騒ぎがする...サーバルちゃんにもカービィさんにも、何もないといいけど...) 「!」ふと、カービィが何かに気づいた。 「何あれ!?」 《BGM:戦闘力測定プログラム》 そこにあったのは巨大な防衛基地“ンギュア基地”だった。たくさんの歯車で構成され、5つもの砲台が搭載されている。 ンギュア基地はロボボの姿を捉えると、このルートを通すまいと言わんばかりに砲身を向けてきた。 5連続で繰り出される、青白い光弾の攻撃。カービィは操縦かんを操り、弾をかわしながら“ジェットガトリング”を正確に撃ち込んだ。 ひたすら弾を撃ち込むと、砲台は一つ、また一つと破壊されていく。 やがて中心の主砲が輝き始めたかと思うと、大口径のビームが放たれた。 薙ぎ払いの軌道を見切ると、カービィは強力な弾を装填した。 「装填かんりょう...“バスタードミサイル”!」 3発のミサイルが、ンギュア基地の主砲に直撃する。防衛基地は、いとも簡単に崩壊した。 「やったぁ!」 しかしこの基地を突破したということは、ここは既に敵陣の中。カービィは気を抜かず、操縦かんを握りなおした。 それから更に進むと、アクシスアークスの表面から大勢の戦闘機が発進してくるのがサーバルには見えた。 「カービィ!来るよ!」「おっけー!」 カービィは何回かに分けてバスタードミサイルを発射し、敵の大軍に先手を打った。しかし相手も、ビームを連射して応戦する。 気が付くと、カービィたちはあっという間に敵戦闘機に包囲されていた。 「囲まれたよ!どうしよう!?」 「まだまだ〜っ!」 カービィは見事な操縦で、敵の猛攻をひたすらかわしながら、ガトリングを射ちまくる。戦闘機は、次々と撃墜されていった。 だが、1小隊を全滅させたかと思うと、さらに多くの戦闘機がアクシスアークスから飛来してくる。それを繰り返すにつれ、段々とカービィにも焦りの表情が浮かんできた。 「はやく...ゲートまでたどり着かなきゃ!」 「カービィさん!慌てないで!」 少しずつ操縦ミスが現れ、ロボボのボディにも被弾した傷がついていく。 それでも何とか弾幕の嵐を切り抜け、アクシスアークスのゲートまであと少し――まさにその時だった。 2本の極太レーザーがゲート付近から発射され、ロボボの両の翼を砕いた。 『うわあっ!』 さらに後ろからの追撃も受け、ジェットエンジンのほとんどを壊されてしまった。 《BGM:『タチカビSR』大空を 炎にそめて》 両翼が燃え上がり、ロボボはどんどん高度を落としていく。 「熱いよ恐いよ!助けて、カービィ!」サーバルが悲鳴を上げた。 「カービィさん!浜辺に...着陸して下さい!じゃないと僕たち...」 「うん...っ!」カービィは墜落の軌道をできる限り調整し、砂浜への不時着に備える。 と、彼は敵の動きを訝しく感じた。こちらに向かって来るが、攻撃はこれ以上仕掛けてこない。 (あいつら...なにを?) 急に、視界が黒煙に覆われる。 「うわあぁっ!?」 カービィは目を凝らし、ロボボから脱出するタイミングをうかがった。そして... 「いくよ!いち、にの、さんっ!!」 カービィたちは思い切りジャンプし、柔らかい砂浜に投げ出された。 だが、ロボボは大きな岩に衝突し、大破してしまった。 「ロボボ...こわれちゃった...」カービィは声を震わせて言った。 そんな彼に追い打ちをかけるかのように――“二人”は更なる重大な事実に気付いた。 『かばんちゃんが...いない!』 「あの煙、さっきの声...かばんちゃん、あいつらに捕まったのかも!?どうしようカービィ!」 右往左往するサーバル。その側で、カービィは席に残されていたICキューブと、形状を保っているジェットエンジンの一つを交互に見た。 「危険だけど...いまならいける。助けにいこう」
投稿者コメント
コンセプトデザイン展行きたかったヨォォ...(血涙)
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