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小説「
私は誰?
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メタ
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タタタタ……… 城の中を大慌てで走って行く者がいる。先程まで警備をしていた筈のメタナイト卿だ。 「ハァ、ハァ………!」 息も荒く部屋の前に辿り着く。此処はフーム達の部屋だ。ギィ、と音を立て、戸が開く。しかし此処にはその部屋の主は居なかった。 「まさか………」 メタナイト卿はまた、部屋を飛び出していった。 ______________________ 「カービィ、こっちだぜー」 「ぽよ!待つぽよぉ!!」 「元気ね………」 ブンとカービィがサッカーをしている横で、フームは溜め息を吐く。 その時、ボールがコロコロと転がってきた。 「私も一緒にやろうかしら」 サッカーなんていつぶりだろう。ブン達に蹴り返してやろうとボールを置き、構えた瞬間_________ 「フーム、ブン、カーーービィーーーー! 無事かあああーーー!?」 普段の彼女からは想像できないメタナイト卿の大声が響く。その声に三人は思わずビクリと身を震わせる。 「な、何!?」 「なんか起きたのか!?」 メタナイト卿は息を整えてから言った。 「そなた達の案ずる通りだ。また魔獣が現れた!」 「ええ!?」 フームとブンの二人は揃って声を上げた。 「えっ………!でもナイトメアはカービィに倒されたんじゃあ………」 「違う。復活したらしいのだ、ナイトメアが」 「………………!!!」 言葉を失うフーム達。そんな彼等を急かす様に、メタナイト卿は捲し立てる。 「とにかく、急いでくれ。魔獣が近くに居るんだ!」 言うが早いか彼女はカービィの腕を掴み、引き摺る様に走って行く。 「まっ、待ってよ…」 フーム達は必死に後を追った。 デデデ城中庭_________ 「ウガアアアアアアア!!!」 魔獣が鳴く声が聞こえる。 「あいつは………………!」 カービィはキッと奴を睨みつける。 それもその筈、カービィにとってはメタナイト卿を半殺しにした憎き相手なのだ。 「チリドッグ………。今日こそ僕が倒してやるぽよ!!」 カービィはソードをコピーし、勢いよく地を蹴る。 ガキイイイイイイン!!! カービィのソードとチリドッグの爪が激しく火花を散らす。 「カービィ!私も加勢するぞ!」 メタナイト卿が叫んだ。カービィはホッと気を緩めた。 「はあああっ!!」 その時。 ドスッ 何かを蹴るような、鈍い音がした。フーム達は思わず自分の目を疑った。 何故なら、メタナイト卿がカービィの腹を蹴っ飛ばしたのだ。 「くっ………。いたいぽよ………」 壁にめり込んだカービィがうめく。 「メタナイト卿!これはどういうつもり!?」 フームはメタナイト卿に向かって叫んだ。彼女は微笑んだ。 「いやぁ、御父様の言う事を聞いただけですよ」 その顔は、キリサキンが見せた様な邪悪な笑みだった。 「さぁ、メインディッシュといきましょうか」 メタナイト卿は翼を出し、大きく羽ばたいた。 続く
投稿者コメント
昨日『続く』とつけるのを忘れていました。すみません。(え
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