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小説「
闇と光のコンサート
」を編集します。
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作者名
メタ
タイトル
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内容
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「チッ………」 デデデ城のとある一室。床には、色々な機械が乱雑に置かれている。その部屋の主であるエスカルゴンは舌打ちをした。 確かに、メタナイト卿が言う事を聞くのは楽だし、嬉しい。しかし、彼女が言う事を聞く。その意味は、 あの気高いメタナイト卿が愚かな人民共と同じ立場になる事だった。 メタナイト卿が素直なのは、エスカルゴンにとって凄くつまらないものだった。それに陛下はメタナイト卿が好きな様で、とても気に入ったのだろう。メタナイト卿が抵抗しないのを良いことに、 どれ程大変な事をしでかすか予想もつかない。 最早、カービィだけが頼みの綱だ。どうにかして、二人を救い出したい。 哀れな科学者の願いは、誰にも届かなかった。 …………………………………………………………………………………………………………………… 「ん………」 ガールードが布団をはねのけ、隣のベッドに話し掛けようとする。 「メタちゃん、おは………」 そう、本来そこに居るべきである部屋の主はいなかった。 (そうか、居ないんだった) もう何回同じ事を繰り返しただろう。ぼんやりとベッドに腰掛けたまま、時間が過ぎるのを待つ。 「おはぽよぉ………」 重い瞼をこすりこすり、カービィが起きて来た。 「おはよう、カービィちゃん」 ガールードは若い戦士に微笑みかける。 「………」 「………」 二人の中に、沈黙が流れる。 「おはようございますカービィ殿、ガールード殿」 早くから起きていたソードナイト、ブレイドナイトが声を揃えて挨拶する。 「ご飯はできていますよ」 「早く召し上がって下さいね」 二人に促され、カービィとガールードは部屋を後にした。 「早く飯を食え。冷めるぞ」 「暖かい内に食べるんだぜ!」 ぶっきらぼうな物言いのジョーカーと、心配しているヤミカゲ。 「分かってるわよ」 ガールードは不貞腐れていた。 「そーど、ぶれーど、ご飯はなーに?」 そんなガールードを尻目に、カービィは無邪気に質問する。 「ふふ、それは、食べてからのお楽しみですよ」 ブレイドナイトは赤い髪を揺らして言った。 それを聞き、急いで手と顔を洗い、椅子に座る。 「おいしそう!」 目の前のご飯を見て、にっこり笑うカービィ。 それは、メタナイト卿が部下達に見せる笑顔そのものだった。同族だから当たり前ではあるが。 ソードナイトとブレイドナイトは主は無事だろうかと心配していた。いくら腕の立つ剣士の卿でも、ナイトメアに到底勝てる訳がないからである。 でも、メタナイト卿はきっと無事だろう。 彼女の事だから、何事もなくひょっこりと帰ってくるのではないか、とそんな事を考え始めた矢先_____ 「ただいま」 よく見覚えがある少女が立っていた。 彼女は、よく通る声で喋った。 ソードナイトとブレイドナイトは驚いた。彼女はそんな部下達を見て、にっこりした。 「なっ………」 「卿………!?」 「メタナイトーーー!」 カービィがメタナイト卿に思いきり抱きついた。 そんな彼の頭を撫でてやる。 「メタナイト」 「メタちゃん、無事だったのね………!!」 ガールードは目元に涙を浮かべている。 「良かった………」 「ごめんなさい………。ナイトメア社から逃げてきた。でもまだ狙われてる。」 申し訳無さそうにメタナイト卿は言う。 「大丈夫だ、俺達が守るからメタナイト、お前はゆっくり休め」 「ありがとう」 メタナイト卿は微笑んだ。 でも、メタナイト卿の瞳がどんよりと暗い色を放っていたのには、誰も気付かなかった。 _____助けて カービィの頭の中に声が流れる。 「?」 一体誰の声だったのだろう? 今はまだ、誰も知らない。 ..
投稿者コメント
一回目書いたらまためちゃめちゃになりました(涙) という訳で二回目です。 頑張って終わらせます。でも、シリーズ自体は終わらないけどね。
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