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小説「
異世界からの転移者
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作者名
POYO
タイトル
*
内容
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「カービィ待ってよ〜」 「やーだねー、ていうかワドルディ、来るの遅いよ?」 「カービィが早すぎるんだって…」 そう言ってカービィとワドルディは歩き出した。その時、突然六角形の穴が開き、 一人の魔道士が出てきた。ここに来るまでに怪我をしたのか、左腕に大きく切ったような傷があった。カービィ達が近寄ろうすると、魔道士は急に起き上がった。 「…ここはどこ?あなた達は?…どこから来たんだっけ…?」 「大丈夫?ところで君こそ、誰?」 「私? 私はフラメア…あ、そうだ、プリズムワールドから来たんだ。そしてミラーディメンションを通してここまで…」 「フラメア っていうんだね、僕はカービィっていうの。ここはプププランド。」 「僕はワドルディ。よろしくね。」 「うん、よろしく。……あ、宝珠が砕けてる!…大切なものなのに…どうしよう」 と、フラメアは嘆いた。するとカービィが、 「探すの、手伝ってあげようか?」 と聞いた。そう聞くやいなや、フラメアは 「本当に?ありがとう! 私の宝珠はミラーディメンションに散ってると思うんだ でも空間の穴は消えちゃったし…」 次の瞬間、再び六角形の穴が開き、カービィたちを吸い込んだ。 「いてて… ここはどこなの?……もしかしてここがミラーディメンションなの?」 「うん、ここは…フローラルフォースだ。…なんだか魔力を感じる……あ、もしかしたら、私の推測だけど、各地に一個づつ散っているのかも、探しに行こう!」 「一緒に行くよ!」 「本当にありがとう!」 そう言って笑顔を作った。 ーしかし、その笑顔はどこか恐怖を煽るような笑顔だった。だがカービィは、それに気づかなかった……
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