☆
はじめにお読み下さい
☆
小説に戻る
☆
最近のコメント・評価
☆
キーワード検索
☆
設定
☆
メインページに戻る
☆
サイトトップに戻る
小説「
Fallen HeroーHero sideー
」を編集します。
* 印は必須項目です。
パスワード
*
新規投稿時に入力したパスワードを入力してください。
作者名
春雷
タイトル
*
内容
*
私は今、どれくらいの年月を生きているのだろうか。 もう百年…いや、千年以上、経っているのかも、しれない。 もう、数えるのもやめた。 私は、銀河最強の戦士として生まれ、惑星一つ滅ぼしてしまうくらい、朝飯前だった。 …だけど、本当に生まれながらそんな力、持っていたのだろうか? 記憶が、全くない。思い出せない。 思い出そうとしたら、頭が割れる… そもそも、私は何のために生まれてきたのだ…? こんな力持っていたって、誰も得しない。もちろん私自身もこんな力、できれば欲しくなかった。 結局、私は様々な時代、様々な場所で“封印”されてきているが、私には“死ぬ”ことすら許されない。 こんな力、いつ、どこで手に入れてしまったんだ。生まれながらにそんな力を持っているなんて、あり得ない。 ん………? ………何だ、これは…………? 私の頭の中に、私が見たことない筈の景色がフラッシュバックしてきた。 周りは、炎で埋め尽くされ、小さな子供や、老人まで、たくさんの人が倒れていた。 一体、いつの話だ…? すると今度は、誰か分からない女性の顔が頭に浮かんだ。 誰だ、こいつは…? 今度は耳鳴りか何か、分からないような音が耳を突いた気がした。 その耳鳴りのような音は次第に大きく聴こえてくる。 …いや、耳鳴りではない。 …悲鳴だ。 その時、私の中で何かが吹っ切れた。 そうか… あの時本当は、死んでいたはずだったんだ… 死の間際に聞いた声、あれは…ナイトメアの声だったのか。 なぜ、私はその誘惑に乗ってしまったのか……? そのせいで、大切な町の人を殺し、自らの故郷を滅ぼしてしまった… こうなるのなら、私は大人しく死んでおけば良かったんだ。 けど、今更後悔したところで、時間は戻らない。 死んでしまった人々が、私の故郷が、蘇る訳でもない。 今の私は、死ぬことすらできない。 こんな許されない過ちを犯した自分を悔やんでも悔やみきれない。 私は……私は…………? 心を失ったはずなのに、溢れ出ているこれは、何だ…? そもそも、心って何だったのだろう……? 私は一体、何を目的として生まれ、生きているのだろう。 …もう、どうでもよくなってきたな… 結局、また封印されるときにはやっとの事で思い出せた記憶も消えているし… もう、考えるのもやめにしようか…
投稿者コメント
ギャラ目線です。ホント訳の分からない文章でごめんなさい;;捏造設定注意です…!
この小説を削除する
(削除する場合のみチェックを入れてください)
※シリーズの第1話を削除するとそのシリーズ自体が削除されてしまうのでご注意ください。
(c) 2010, CGI Script by
Karakara