☆
はじめにお読み下さい
☆
小説に戻る
☆
最近のコメント・評価
☆
キーワード検索
☆
設定
☆
メインページに戻る
☆
サイトトップに戻る
小説「
エリーシャ編
」を編集します。
* 印は必須項目です。
パスワード
*
新規投稿時に入力したパスワードを入力してください。
作者名
ミズクレ
タイトル
*
内容
*
エリス「じゃあ頼みますわよ、エリーシャ」 片手でペンを動かしながら、書類に目を向けたままもう片手でエリーシャにカゴを渡すエリス。 今やっている仕事がまだ時間がかかりそうだったので、果物をエリーシャに取ってきてもらおうと思ったのだ。 エリーシャ「分かりましたわ、エリスお母様」 リースと同様に母想いのエリーシャ。 エリスの手伝いをすれば週1回の楽しみの時間が更に増える。 それはエリーシャにとってなによりの褒美であり、嬉しいものである。 外に出ると回り一面が暗く、炎魔法を出しながら進まないとろくに前にも進めない。 エリーシャが住む場所は1年中暗く、陽が射すことはない。 そのため、夏冬関係なしに寒い。 しばらく進んでいくと目の前になにかが現れる。 「お前は…!!」 目の前にいるのは魔物。 エリーシャの2倍ぐらいの身体の大きさがあり、右手にはこんぼうを持っている。 ここいらにいる魔物は人狩をすることで良く知られている。 エリーシャ「邪魔ですわ」 しかし、そんな魔物でも一切ひるまず逆に睨み付ける。 当然、魔物の怒りを買ったのは言うまでもない。 「王女如きが…っ!」 魔物は手に持っていたこんぼうを勢いよく振り下ろす。 こんぼうはエリーシャの頭を捉え… エリーシャ「ふん、その程度ですの」 片手で防御魔法を出して受け止める。 こんな芸当が出来るのは極数人である。 そして、仕返しと言わんばかりに魔法を1,2発放つ。 「くそ、覚えてろ!」 勝てないと悟ったのか逃げていく魔物。 それを追うことも追撃することもせず、ただ先を進んでいった。 エリーシャ「ありましたわ、これですわね」 30分かけてエリーシャが探して見つけたのはプラントンベリー。 食べると口全体に柔らかい甘みが広がる、ここの地方では高級食材として扱われるものだ。 それを食べる分だけカゴに入れ、再びエリスの元へと戻っていく。 エリーシャ「戻ってきましたわ、エリスお母様」 戻ってくると既に仕事を終えたエリスが昼食を作って待っていた。 テーブルの上には焼きたてのパンにスープ、サラダにステーキが置かれていた。 エリス「助かりましたわ、エリーシャ。やはり食後のデザートにはこれですわ」 エリスがエリーシャにプラントンベリーを差し出す。 一粒食べると、柔らかな甘みが口に広がっていったのだった。
投稿者コメント
2人目です。 今回はエリーシャちゃんがお使いに行きます。
この小説を削除する
(削除する場合のみチェックを入れてください)
※シリーズの第1話を削除するとそのシリーズ自体が削除されてしまうのでご注意ください。
(c) 2010, CGI Script by
Karakara