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小説「
草原の民
」を編集します。
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作者名
カービィマター
タイトル
*
内容
*
「う、うーん…」 次に少年が目を覚ましたのは、草で作られたテントの中だった。 「あ、あれ、ここは…ぼくはさっき大きな動物に襲われて…」 そのとき、少年を見つけた少女がテントに入ってきた。その頭には鈴をつけていた。 「あ…良かった!目を覚ました!みんなー!起きたよー!」 「きみは…誰?」 「私はグラサール。グラスって呼んで。やっぱり無事だったんだね。」 少女がグラサールと名乗ったとき、他の者達もテントに入ってきた。 「おお、目を覚ましたか。」 「良かったなぁ。無事で。」 大人達が口々に言う中、少年だけは一人困惑していた。 「きみ達は…それに、ここは一体どこなんだ?」 「ワシらは草原の民という部族じゃ。そしてここはワシらの住む村のテントじゃ。」 一人の老人が疑問に答えた。頭には何かの植物の蔓でできた冠のようなものを被っていて、周りの者とは何か違う感じだった。 「あっ!長老!」 「長老…?」 「おっと、申し遅れたな。ワシはこの草原の民の長老、オルウドじゃ。」 「オル…ウド…」 「お前さんは、崖の上でコイツと倒れておったんじゃ。」 その老人…長老、オルウドがそう言いながら指さした先には… 「うわぁ!」 あの熊のような獣が! 「大丈夫だ、もう死んでおる。それより、コイツはお前さんが倒したのではないのか?」 「分からない…何も…何も思い出せないんだ…」 「『キオクソーシツ』ってやつか?」 「ふむぅ…そうかもしれんな…どうしたものか…」 「そうだ!記憶が戻るまで、ここで一緒に暮らそうよ!」 「ほぉ…それは良いなぁ。そうするか。どうする、少年…あぁ、名前は?それも思い出せぬか?」 「ジョーカー…」 「へぇ、変わった名前だね。」 「そうか…ジョーカー、お前さんは記憶が戻るまで、ここに住む。それで良いか?」 「…いいの?」 「ああ。皆、異論は無いな?」 周りの者達からは賛成の声が上がった。 「よし、ジョーカー、お前さんは今日からワシらの家族じゃ。」 「…ありがとう。」 こうして、少年…ジョーカーは草原の民と暮らすこととなった―
投稿者コメント
前回の話でジョーカー達がどのようにして出会ったか、分かりましたか?…はい、分かりませんよね〜それでは2話をどうぞ! 「やっと2話目か」byクラ
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