☆
はじめにお読み下さい
☆
小説に戻る
☆
最近のコメント・評価
☆
キーワード検索
☆
設定
☆
メインページに戻る
☆
サイトトップに戻る
小説「
EP.1-1 Trigger 1
」を編集します。
* 印は必須項目です。
パスワード
*
新規投稿時に入力したパスワードを入力してください。
作者名
麻疹騙り
タイトル
*
内容
*
―――――――僕、キャベツに戻らなきゃ。 寒い寒い、冬の日のことだった。 何をするでもなく、空を眺める。 いつもの畑。いつもの景色。いつもの人たち。 何にも変わらない。 ただ、時間と雲だけが、虚しく流れていく。 ……僕もいつかは、この世から消えてなくなってしまう。 それがどんな形かまでは、分からないけれど。 どうせ死ぬのなら、せめて誰か、誰でもいいから、 人間に食べられて、命を全うしたい。 ポリ袋に詰められてトラックに入れられて、 ゴミ箱に入れられて燃やされるのだけは、ごめんだ。 農家のおじさんは、僕や仲間を愛おしそうに見ては、 水や肥料をくれたりするけれど、 いつこの畑から連れて行かれるのかと思うと、 信用ならない。 人間は僕らを何だと思ってるんだろう?
投稿者コメント
はじまりましたね。
この小説を削除する
(削除する場合のみチェックを入れてください)
※シリーズの第1話を削除するとそのシリーズ自体が削除されてしまうのでご注意ください。
(c) 2010, CGI Script by
Karakara