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小説「
STORY1.Encounter With Destiny
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作者名
そよかぜDX
タイトル
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内容
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星雲暦191年 ポップスター唯一の居住区ビルティングアイランドの3つのビルティングにそびえる宇宙エレベーターを中心に人類達が宇宙進出をして直に2世紀。 そして、ポップスターの周りに浮かぶ星々を第二の故郷として人類達は暮らしていた。 「脱走だ!!」「追え!!追うんだ!!」 「居住区への侵入を阻止しろ!!」 「抵抗する場合は射殺しても構わん!!」 薄暗い監獄に警備員達の大きな声が響く。 「へっ!!ソイツは貰うぜ!!」 低い男の声が響く。その男は、警備員を拘束して銃を取り上げ、迫る警備員に対して威嚇射撃をする。 「しまった!!逃がした!!」 男は銃を捨て、監獄の出口へと走った。 「こちらBB犯罪者収容所!!治安維持本部聞こえるか!!ボ、ボンカースが脱獄した!!追跡を頼む!!」 一人の警備員が壁掛け電話で報告する。 「親父〜!親父〜!!」 小さな工場全体に、まだ声変わりしていない元気な男子の声が響き渡る。 「うるせえなあ!!バイトが痛むじゃねーか!!」と、今度は罵声が工場内に響き渡る。 「ご、ごめんなさい!!親父!! これ、頼まれていた今日の昼飯です!!」 少年は頭を下げ、親父と呼ばれる無精髭を生やしたキャピィ属の中年男性に昼飯の弁当を差し出そうとする。 「そこ置いとけ!」と親父は言う。 「は・・、はい」と少年は言われるがままに弁当を指定された場所に置く。 「タラタラしてんじゃねえ!!持ち場に戻れ!」 「は、はい!!」 少年はせっせと買い出しに行く前にやっていた作業の持ち場に就く。 「昼飯までには終わらせろよ!カービィ!!」 「はい!!」 バタービルディング下級層エリアにある、少年に親父と呼ばれるキャピィ族の中年男性[ドッズ]が経営する、小さな製造企業[ドッズ工房]に少年、カービィは勤めてた。 この企業では、主に二足歩行作業機械BWM(ブウム)の製造を行っている。カービィはBWMの関節部のチェック等を担当している。 「よし、昼飯の時間だ!お前ら切り上げていいぞ!」 ドッズはそう言い、作業場から下りて差し入れの弁当を開け、割り箸を割る。 「はい!!」と、カービィ含む従業員は作業を中止して昼飯の用意をする。 「手と手を合わせていただきます!」 昼飯を用意した従業員は、続々と食べはじめる。 「おい、カービィ」 ドッズは昼飯中のカービィに声をかける。 「はい?」とカービィは返事をして、ドッズのいる方へと向かう。 「お前、午後はオフでいいぞ」 「本当ですか!?」 カービィは嬉しそうな顔をした。 「最近、副業が忙しいとかなんかで母ちゃんのお見舞いに行けないそうじゃないか。午後オフで良いから、ちゃんと見舞いに行ってやれよ」 ドッズはそう言うと、再び昼飯を食べはじめる。 「はい!!」とカービィな返事をする。 「グレープさん。息子さんが面会に来ましたよ」 看護婦がカービィの母親グレープに言う。 「母さん・・・、久しぶり」 カービィは照れ臭そうに挨拶する。 「最近連絡無いから心配したわよ。仕事の方は順調なの?」グレープはカービィに質問する。 「う、うん。ドッズの親父の工房で頑張ってるよ。配達の仕事もちゃんとやってるよ」 「そう・・・。あまり無茶しないでね。あなたって時々無茶し過ぎる時あるから」 グレープは心配そうな顔でカービィを見つめる。 「だ、大丈夫だよ・・・。心配しなくても!」 カービィはグレープを安心させようと、笑顔で返事をする。グレープは微笑んだ。 「か、体のほうは大丈夫なの?」 カービィはグレープに質問する。 「ええ、良くなって来てるってお医者様が言ってたわ。心配しなくても大丈夫よ」 「そ、そう。良かったね」 カービィは安心した顔で言う。 「じゃあ、そろそろ僕」 カービィは脱いだジャンパーを再び羽織り、鞄を肩にかける。 「またお仕事?」とグレープ。 「う、うん」 カービィは曖昧な返事をする。 「怪我しないように気をつけてね」 グレープは笑顔でカービィを見送る。 病院の近くの駅から電車に乗り、自宅から一番近い駅に降りたときには、時刻はすっかり夜になっていた。家で支度を済ませたら、カービィはアルバイト先の小さな居酒屋に行った。 「失礼しまーす。バイトのカービィです」 カービィは店員に挨拶する。 「おう来たか!!厨房を頼むわ」 店員のワドルディ族の青年が言う。 「はい!」カービィは返事をして厨房に向かう。 「そこの焼き鳥、3番のテーブルに運んでくれ」 店員がカービィに指示を出す。 「はい!」カービィは厨房全体に響く大きな声で返事をする。 「次のニュースをお伝えします。BB治安維持局は、下級層CブロックにA級犯罪者ジャック・ヘルマンが逃げ込んだとの情報を公開いたしました。Cブロックや、その近隣のブロックに住んでいる住人達に注意を呼びかけています。また、既にBB治安維持第拾捌小隊を下級層のCブロックに派遣したとの事です」 カウンター席の近くに置いてあるテレビから聞こえたニュースに、カービィは耳を疑った。 (Cブロックってここじゃん) カービィは若干不安な気持ちになった。 それから数時間が経った。カービィは店内の壁掛け時計に目をやる。もうバイトの時間は過ぎている。 「あ、定刻を過ぎましたので、私はここで」 カービィは店員に声をかける。 「おう、明日もなぁー」 「はい、では!」 カービィは私服に着替え、店長のいる所まで行く。 「おぉ、お疲れ様!これ、今日のバイト代」 店長から差し出された封筒を受け取り、鞄にしまったら、カービィは挨拶をして店を出た。 「くくく・・・あのヒョロガキから金を巻き上げるか・・・・」 茶色いコートに帽子をかぶり、サングラスをかけたボンカース族の男は、帰路を歩くカービィの後ろ姿を見てニヤリと笑い、呟いた。 「1時か〜。最近寝不足だな〜」 カービィは独り言を呟く。その刹那、 「おい!そこのジャリガキィッ!!金だせやぁ!!」 ボンカース族の男がカービィを恐喝しに来た。 「はぃぃっ!!?」カービィは困惑する。 「とっとと出せやぁ!電車の終電に遅れるだろうが!!」ボンカース族の男は怒鳴る。 (ま、まさかニュースでやっていた!!) カービィは命の危機を感じた。 「あ・・・はい、これ・・・」 カービィは、今日のアルバイト代の入った封筒をボンカース族の男に差し出す。 「890デデン・・・・。これじゃあ宇宙エレベーターまで行けねぇじゃねえか!もっとだ!二万デデンだ!!」男は更に要求してくる。 「そんなに持っていませんよぉ!!」 カービィは必死に叫ぶ。彼の目からには涙が零れていた。 「まてぇい!!」低い男の声が響いた。 「A級犯罪者のジャック・ヘルマン!!逃走、殺人、暴行、恐喝、強姦の罪で貴様を逮捕する!!」 カービィは、声がした方向へ目をやると、そこには仮面をつけた「星の戦士」がいた。 「治安維持の奴等じゃない!?なんで星の戦士がいんだよ!?」ジャックは困惑する。 「この町のグルメ巡りの帰りに、お前を見つけたんだ。治安維持部隊の奴等には悪いが、襲われている庶民を助けないワケにはいかないからな!」 仮面の男は、背中に背負ってる剣を取り出す。 「ま、参りましたぁ!!」 ジャックは頭を下げ、必死に降参する。 「凄い・・・。戦わずに相手を倒した」 カービィは仮面の男の実力に驚く。 「命拾いしたな少年。名は?」 仮面の男はカービィに名前を訊く。 「カービィ・スターです・・・。あの、この度は有り難う御座いました・・・」 カービィは仮面の男にお礼を言う。 「礼は要らん。私は人として当然の事をしたまでさ」 仮面の男は言い、後ろを振り向く。 「さらばだ少年。元気でな!」 仮面の男はそう言うと、路地裏を後にしようとする。 「あ、あの!名前、名前はなんと言うのですか!?」 カービィは、仮面の男に名前を訊く。 「メタナイト!メタナイト・ブレイドだ!!じゃあな、少年!!」 メタナイトの後ろ姿は、夜の町のネオンに消えて行った。 「メタ・・・ナイト・・・」 カービィは呟く。 この出会いが、全世界を揺るがす発展となる「運命の出会い」になる事など、まだ誰も知るよしも無かった。 Defense person of star KIRBY STORY1.Encounter With Destiny つづく
投稿者コメント
見ての通り小説です。 全12話の予定です。面白く無い上に、一話一話が長いので、読むのは苦痛だと思います。 要は読まなくてもいいよという事です。 って読んで下さる読者に失礼じゃねーか!! 閲覧してくれて有り難うね!! 読んでくれたらもっと有り難う!! p.s一部加筆しました。これで少しは話の流れのテンポが良くなったと思います。
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