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小説「
雪女神と死神
」を編集します。
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作者名
黒莨
タイトル
*
内容
*
さて、ここは1階。 主に従業員がここで機械を作っている。 といっても、そんなたいしたものでは無いが。 「相変わらず人気だな、あの雪女神様は。」 俺の後ろから浮遊しながら話しかけてきたのはエイセ。 こいつは情報収集が得意で、なんでも、 一度覚えたものは死ぬまで忘れないんだとか。 本当にそうなのかね? 「あぁ、そうだな。……作業妨害だが。」 「ま、ほとんどはここの機械がやってるし、いいんじゃね?」 まぁ、組み立てしかやらないから、別にいいんだか…… 「お前らー、油売ってるとマグマに落とすぞー?」 「あ、す、すみません!」 「真面目に働きますのでお許しを!」 「さー頑張らないとなー!」 「雪女神様の為になー!」 やれやれ、大体は女を見ると、これだからな。 とはいえ、一度、俺も好きな女の人がいたが、俺の想いは伝わらず、 その人は別の男の人の恋人になったが… この話はまた今度だ。 「さて、と。」 俺は階段を下りて、雪女神様とやらに近づいていった。 「こんな銅の匂いぐらいしかしない工場に何の用ですか?雪女神様。」 「あら、私だって好き好んでいきませんわよ?工場長さん。」 確か、名前はセツ。 ここの近くに住んでおり、近所では「雪女神」と言われている。 今ではどこ通ってもそう言われるらしいが…… 普段は召喚士で、雪があれば何でもできるとか。 自分で吹雪起こせる人が何いってるんだか。 「で?ここは関係者以外は入るのを断ってるんだけど?」 「まぁいいじゃないですか黒莨さん。お客様ですし。」 この人はネト。 元々はPCのウィルスソフトだったのだが、 善の心があったのか、ウィルスにはなりたくないという思いで、 PCを行き来できるようになったんだとか。 その名残からか、技はそれ関係だ。 「しかしねぇ、うちはお客様は入れない……」 「まぁいいんじゃねーの?きっと従業員希望かもしれないぞ?」 「それは却下だ。従業員のほとんどが仕事しない。」 「えっと、私が来たのは工場長さんに話がありまして……」 「そうなの?あ、恋愛関係はNOね。」 「そんなんじゃないですよ。少し外に出て貰えるといいんですが……」 「・・・?」 そう言われ、俺は外に出た。 相変わらず寒いが、こんなのはもう慣れた。 「で、話ってなんだい?仕事があるから早めにね。」 「……」 「もしもし?」 「貴方は、私にとって、唯一許せない存在なんです。」 「……は?」 突然の言葉に、驚きを隠せない。 「俺が唯一許せない存在?」 「はい、まさしく貴方のことです」 「いっておくが、俺はあんたに恨み買ったような覚えはない。」 「いいえ、あるんですよ、貴方には。」 やれやれ、雪女神様に恨まれる死神ってか? だが、俺は何かやったか? 俺は何もした覚えはない。かといって、セツの両親は聞いたこともない。 なんで恨まれてるんだか、俺。
投稿者コメント
今回、少し気になる発言があると思いますが、 その言葉は今回の物語とは関係ありません。 ま、事実なんですけどね、それ。
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