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小説「
ノート16不公平な運命
」を編集します。
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作者名
ふっきー
タイトル
*
内容
*
魔法学園はかなり大きい。L字型の校舎に、複雑な寮。 「ふー……」 レイとエガは、同じ部屋で荷物を片付ける。 一方キャメルは、女子寮で、 「同室の子っていないのね…」 こちらも、持ち物を整理している。 『あれ……私、何してたっけ?』 キャメルが目を覚ますと、あのフードを被った人物が、同じ部屋にいる。 『なんでここにいるの!?』 返事はない。ただ、ゆっくりと、キャメルに接近している。 『出てってよ!』 『………』 キャメルは段々、苛立ってきた。 『私、あんたと関わって無いんだけど!何か言いなさいよ!』 『…げて…………逃……』 『え?』 フードの人物が何か言い残すと、灰のように消えた。 「え……」 とある異国の国。其処に、誰もが息を飲む程の可憐な美少女と、精悍な顔立ちの美少年が地下室に、1年間程、幽閉されていました。 「寒い……」 「…お腹、空いた…」 二人とも、鎖に繋がれ、体は痣だらけです。 その二人は、双子の様です。いつ、親が来るか、怖くて、怖くて、部屋の隅に居ました。 「お兄ちゃん、怖いよ…外に出たい…」 お兄ちゃん、と呼ばれた男の子は、妹でしょうか、女の子の頭を撫でます。 「大丈夫、お兄ちゃんがいるよ…ねぇ、外に出れる方法見付けたんだ」 男の子は、立ち上がると、部屋の中を探索します。 「あった!」 見つけたのは、双子の母親のピンで、錆びてるけれど、使えそうです。 「これでよし、と」 妹の手錠の鍵を外し、足の鎖のチェーンを壊すと、ピンも壊れてしまいました。 「いい?お母さんかお父さんが来たら、ドアをすり抜けて、家から出るんだよ、いいね?」 「分かったよ!」 念を押した兄に、にっこり頷く。 ドアが、ガチャ、と言った。 「今だっ!」 「……!!!」 女の子は、全力で、親と、ドアの隙間をかいくぐり、外に出た。 その女の子の行き先は、誰も知らない。 あの笑顔は、兄の頭に焼き付いて、取れない。 苦しくなる。 無邪気の裏が。
投稿者コメント
風邪治りません…悪くなってる!?
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