☆
はじめにお読み下さい
☆
小説に戻る
☆
最近のコメント・評価
☆
キーワード検索
☆
設定
☆
メインページに戻る
☆
サイトトップに戻る
小説「
小さく、か弱き者
」を編集します。
* 印は必須項目です。
パスワード
*
新規投稿時に入力したパスワードを入力してください。
作者名
メタ
タイトル
*
内容
*
ぽよ? 思わず自分の手を見る。 よかった。傷は治った様だ。 なんで………? 頭が動き始める。 ああ、そうか。 また やられたのか 恥ずかしくなって、カービィはうつむく。 また、初恋のあの人_____メタナイト卿に助けられたんだ。 なんで………なんで僕を助けるのだろう。 僕なんか構わずに、フーム達を助ければいいのに。 がちゃり、と扉の開く音。そして 「大丈夫か」 少し低めの、甘い声。 「めや………」 ちゃんと声が出ない自分が恨めしい。彼女の名前を呼びたいのに。 「無理をするな、紅茶を置いておくぞ」 そういって、部屋を出ていこうとする。 _____嫌だ、行かないで 気が付くと、彼女を後ろから抱き抱えていた。 メタナイト卿……… 決して聴こえる事のない、心の声。 メタナイト卿はやれやれというように溜め息をつく。 「分かった、行かないから離してくれ」 初めて自分のしたことに気付いた。と同時に、頬が熱を持った。 「ど、どうした、カービィ?」 おろおろするメタナイト卿。今、彼女はリラックスする為か、仮面がない。 (その可愛さ、反則うううううう!!!!!) カービィは倒れてしまった。 最後に聞こえたのは、彼女の声………………。 あれ? また、ベッドの上。 ふと、横を見る。 「!?」 思わず、叫びそうになった。 看病してくれたのか、メタナイト卿が寝ている。 すやすやと、気持ち良さそうに眠っている。 _____僕に似ている_____ 僕を護ろうとするのは、そのせい? メタナイト卿は幼い頃から、酷い目に遇ってきた、 と聞いてはいた。 でも、今理解した。 メタナイト卿はカービィには同じ目に遭ってほしくなかった。 だから僕を_____ 気付けば、涙が頬を濡らしていた。 その涙が、メタナイト卿の頬に落ちる。 僕なんかのために。 殺されそうになってまで。 メタナイト卿は、とても綺麗に見えた。 そして、幼き戦士は、彼女を守ると誓った。
投稿者コメント
13本目です。メタナイト卿とカービィのお話。
この小説を削除する
(削除する場合のみチェックを入れてください)
※シリーズの第1話を削除するとそのシリーズ自体が削除されてしまうのでご注意ください。
(c) 2010, CGI Script by
Karakara