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小説「
EP.2-1 Encounter 1
」を編集します。
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作者名
麻疹騙り
タイトル
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内容
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気がつくと、僕は、見知らぬ街の中に立っていた。 ……ん? ……立ってる!縦に立ってる!! 歩いている人間の顔が、僕の目線と、一直線に重なる。 目の前の景色は、畑にいた時よりも、遥か上の景色だった。 目線が高い! 今まで眺めていた、あの空も、こんなに…… ……捕まえられるほど、近くに見える! 「うわぁ……!」 思わず、見とれてしまった。 無意識に、空に浮かぶ雲を掴もうとしていた。 それほど、近くにあるように見えたから―――― 空に向かって、手を伸ばした。 「自分」の手。「人間」の手。 指や腕を曲げ伸ばし、曲げ伸ばし。 ……おお、動くねぇ。うんうん。動いてる。動いてる! ……なんとも言えない気持ちがした。 下の方に目をやると、すらっとした長い脚が伸びていた。 脚!自分の脚! 周りの人間たちの真似をして、右足、左足、右足、左足。 ……ゆっくり動かす。動く!歩いている! 自分の足で、地面を踏んでいる! 僕は今、世界中のどんなキャベツよりも、幸せに違いない! いや、きっと世界中の人間たちと比べても、 僕に敵う幸せ者はいないだろう!
投稿者コメント
今の今まで書き溜めてました。 一挙に終わらしにかかります(キリッ
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