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小説「
あかねの決意
」を編集します。
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作者名
おみやん
タイトル
*
内容
*
続きなのサ!(おい あかねは、そうつぶやくとボーーっとしていました。 そして、後ろから流星がやってきました。 「あかねちゃん!次に行こう!」 あかねはびっくりして言いました。 「うわぁっ、あ、そうだね!」 次はジェットコースターへ、コーヒーカップへ…。 流星とあかねは、はしゃぎまくり、遊びまくりました。 楽しい時間はあっという間に過ぎ、チケットは使い切り、もう午後3時半。 「楽しかったね。また明日も遊びたいけど、明日は学校…。」 流星が言いました。 「そうだね…。また今度の休日に、遊ぼう!」 あかねも言いました。 そして、あかねと流星は、手を振って遊園地の入場ゲートで別れ、2人とも、それぞれの家に帰って行きました。 帰る途中、あかねはあることに気づきました。 「ていうか私…学校行ってないじゃん!」 そして、学校のことを考え始めました。 勉強のこと、 授業のこと、 そして、友達のこと…。 そのとき。 懐かしいともとみずなの顔が思い浮かびました。 「そうか…。この時代には私の友達のともとみずなもいないのか……。」 あかねの目に涙が浮かびました。 「しかも、もう全然会ってないのか…。」 そうつぶやいたあかねの目から、涙が、一滴、こぼれ落ちました。 いいえ、それどころではありません。 なんと、あかねは、道端で、大号泣してしまったのでした。 頭を抱えて、しゃがんで。 「もう私はどうしたらいいんだあ!!!!」 鼻水も垂らしながら、泣きました。 夕日に照らされながら。 幸い、その道端には誰もいなかったので、あかねは大号泣しながら家へ向かいました。 5分後、家に着きました。 とたんにあかねは、思いっきり戸を開けて、靴を飛ばして、おじいちゃんのいるこたつの部屋へ飛び込みました。 「おじいさああん!もう私はどうしたらいいんですかあ!!現代に帰るか帰らないか決められないんですう!!ううっっ…」 おじいちゃんは、焦ったように答えました。 「うーん…どうしたらいいのかねぇ…。」 あかねは泣き続けました。 いきなり、おじいちゃんが思いついたように言いました。 「でも、優しくて、元気な、あかねちゃんにはもうしばらくこの時代にいて欲しい…。」 その言葉を聞いたあかねは、泣くのをやめて、聞きました。 「えぇ…な、なんでですか……?」 おじいちゃんは少し悲しそうに言いました。 「僕は…、最近、病気と診断されているんだ…。その悲しさを癒してくれる、孫はいるけど…あ、いわゆるあかねちゃんのママだね。でも、最近は部活や勉強などで、なかなか一緒にはいられないんだよ…。ずっと部屋にいて…。だから、あかねちゃんがいると嬉しいんだ…。」 そう言うおじいちゃんの茶色っぽい瞳には、うっすらと、涙が浮かんでいました。 あかねはそれを聞いて、はっと思いつきました。 『自分がいるから、救える人がいる』 ということを。 そして、下を向いてしまったあかねは、なにかを考え始めました。 しばらく考えたあと、あかねは上を向いて言いました。 「私がいるから、おじいちゃんが笑顔でいられるんだ。それなら、私は、今の時代で、生きていく…。」 と、強い決意をしました。 続きます…
投稿者コメント
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