☆
はじめにお読み下さい
☆
小説に戻る
☆
最近のコメント・評価
☆
キーワード検索
☆
設定
☆
メインページに戻る
☆
サイトトップに戻る
小説「
闇の化身の興味
」を編集します。
* 印は必須項目です。
パスワード
*
新規投稿時に入力したパスワードを入力してください。
作者名
テーリィ
タイトル
*
内容
*
カービィが復帰し、みながミラクルマターの弱点を知った。 「どうして...どうしてこのピンク玉がいると、いっつも調子がくるうんだよっ!もういい、みんなみんなカラダを粉々にして、取りこんでやるっ!」 感情的になった敵は、色とりどりの形態を再び収束させようとした。 「...おやめなさい、ミラクル」 「......え?つーさま?」 声のした先にはもう一人、見知らぬ少女が。 しかしカービィはそれが何者か一瞬で察した−−全身白い服、片方が長い前髪で隠れた赤い瞳、多角形を組み合わせたような奇妙な羽、そして頭上の天使の輪。 「ミラクル...この辺りで暴れていただけでなく、何人か善良な住人にも危害を加えたようね」 「だって...侵略するんじゃなかったの!?さきに反逆因子をつぶしたほうが、楽できない?」 「私は万が一のための護衛だけを命令したはず。かえって警戒されたら、私の目的も達成しづらくなるわ。......この人格の発生も、あの物質の影響かしら」 「むぅ〜...わかったよ、ごめんってば... ゼロツー様!」 『ゼロツー...!?』 「そーだよ!こちらがわれわれの『次期』親玉様、02(ゼロツー)さまだよ」 ゼロツーは無表情のまま、視線をカービィとグーイへと動かした。 「...!?」 「『なんで!?あのときファイナルスターと一緒に、バクハツしたはずなのに...』そんな顔をしているわね。 ...私たちは、銀河にあまねく闇の物質。もし倒されても、宇宙のサイクルに乗って、銀河の闇を集め復活する」 「これでも復活はすごくはやい方なんだよ!」 「じゃあなんでここに...パークをしんりゃくするんだったら、そうはさせないぞ!」 「いいえ、その目的ではないわ」 続く言葉に、グーイは大きく目を見開いた。 「...私は、愛について知る為にここに来た」 『あ、い...!?』 「私たちダークマター族は、特段他の何者かに興味を持つことはない。でも、現にそこにいるグーイはカービィと仲を深め、そして元々の親玉であったゼロを倒した。私もまた、あのリップルスターの妖精と秘宝の力を借りたカービィに倒された。 それで私は考えた、そうして誰かを深く知ろうとし、守ろうとする...というつながりこそ、これまでの敗因であり、一族を栄えさせる鍵ではないかと」 「あい、かなぁ...だれかを守りたい、もっとおはなししたいっておもうのが、あい?かんがえたこともないや」ない首を傾げるカービィ。 「...私はそうは思わない。見ただけで、或いは聞いただけで、それが何かわかるものはごく僅かだと思うの」 ゼロツーはかばんとサーバルの姿を一瞥し、それから自身の手を凝視める。 「幸運なことに、この身体を手に入れることも出来た。だから...この島で、命の“つながり”を見つけ、調べたいと思う。 ......ひとつ忠告しておくわ、星の戦士。私達は、今は暗黒の侵略者ではない。それでも、貴方達が理由に関わらず一方的な攻撃をしようものなら......容赦はしない」 カービィは身を強張らせ、後ずさりしたが、不安そうなグーイの顔を見て、 「...しんようするよ。でも......何かタイヘンなことおこしたら、こっちもようしゃしないから!」 と言い放った。 「なんだか、今日のカービィ...いつものカービィらしくないね」 「......」カービィはうつむいて黙っている。サーバルの呟きも、聞こえないようだ。 「...カービィは、ときどき無理に感情を抑えようとすることがあって。今度のことも、オイラ以外のダークマターが、それもゼロツーさまが、感情を理解しようとしているのが信じられないんだと思う。 さ、カービィ。今日は帰ろ、たぶんまた来れるだろうから」 「でも...」 「一応、あの大王にこの事は報告しとくよ。何かしらの対処は、どうにかしてくれると思う」 「そっか...うん」 カービィがグーイにおぶさると、藍色の体からオレンジ色のヒレが現れ、揚力を生み出して浮かんでいった。 「あれ、この前襲ってきたダークマターとそっくり...」 「...それで、貴方達にもお願いがあるのだけれど」 「僕達、ですか?」 「私達に、ここの事を色々と教えてほしい。そして...愛、あるいは『つながり』について知る、その手がかりを掴むのを手伝ってもらえるかしら」 ふたりは一度顔を見合わせ、それから、 「すみません...僕も、愛って何なのか、はっきりとはわかりません...力になれるかどうか... わっ」 言葉を淀ませるかばんの肩に、サーバルがぎゅっと手を乗せた。 「大丈夫だってば!これから一緒に、見つけに行こうよ!よろしくね、ゼロツー、ミラクルマター!」 「わーい!さっきはケガさせちゃってごめんね、仲良くしようね!」ミラクルマターがぱあっと顔を輝かせる。 「そっか...じゃあ、色々なちほーのフレンズさんたちに会って、話を聞いていきましょう!ゼロツーさん、よろしくお願いします」 「...こちらこそ。では、行きましょう」 「話がわかってもらえてよかったね、つーさま!」 「......ミラクル、その呼び名はやめてもらえないかしら」
投稿者コメント
もりのおんがくかいfinal大・当・選!! 7/21楽しみデース!(ぇ あと断片的なシナリオは既に出来上がっているのにそれを一つに繋げるのに苦労しとる件について
この小説を削除する
(削除する場合のみチェックを入れてください)
※シリーズの第1話を削除するとそのシリーズ自体が削除されてしまうのでご注意ください。
(c) 2010, CGI Script by
Karakara