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小説「
EP.1-10 Trigger 10
」を編集します。
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作者名
麻疹騙り
タイトル
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内容
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「1年間だけだ。1年間だけ、人間にしてやる」 1年間……長いのか、短いのか、あまりピンと来なかった。 でも、畑で過ごす1年間は、長過ぎるくらいに、長かった。 空を眺めているぐらいしかやることがなかったから、 退屈で退屈で…… ……人間の1年間は、どんな風なんだろう。 きっともっと楽しいんだろうな。 「……分かりました」 僕の言葉を聞いた悪魔はへへへ、と笑い、 背中から大きくて真っ黒い翼を広げた。 体が包み込まれるほどの、大きな翼を。 「今日から1年間、契約だ。契約終了の合図は、鐘の音。 鐘の音が聞こえたら―――――――」 何かの説明をしながら、悪魔はその手のひらに、 真っ赤な炎を立ち昇らせた。 ゆらゆらと揺れる、奇麗な炎――――――― 気がつけば、悪魔の声はほとんど聞こえなくなっていた。 無心で、ただひたすら、炎を見つめていた。 ……だんだん、目の前の、炎…… ……いや、景色が、ぼんやりと、してきた………… 炎、に、…………吸い込まれる…… ……ような…………気が……………………
投稿者コメント
ようやく1話終わりました。長いなー!
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