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小説「
流星の丘
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作者名
わどるでぃ
タイトル
*
内容
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流れ星が降り注ぐ夜。 まるで雨の様に降り注ぐ星は 全ての心を潤していった。 その幻想的な風景を見て、 皆は何を思うだろう。 キラキラと 輝いているのは星達だけではなかった。 「……綺麗だね。」 降り注ぐ星を見て。 狂える少女は何を思う。 「俺らにまだこんな感情が残ってたとはな。」 流れる星を見て 狂える少年は何を思う。 「ルーノ……寒く無いのか?」 「……平気だよ。」 「……そうか。」 もう冬の季節。 そんな日に外に出て星を見る。 風邪をひいてもおかしくはない。 「ライノこそ…寒く無いの?」 「俺は平気だ。」 少年は少し間を開けてから言った。 「……辛いよな。人に嫌われるって。」 少年の声は少し震えていた。 「……大丈夫だよ。お兄ちゃん。」 少女が少年の肩に手をかけた。 「例えこの世界全員に嫌われたって私は妹だから。……お兄ちゃんの事…その……まもる…」 最後の方はとても小さい声だった。 それほど恥ずかしかったのだろうか。 少女の言葉に少年は笑う。 「……参ったな。妹に守られるとか兄しっかくじゃんか。」 「……クス。」 「あ、ルーノ笑ったな。」 「?何が?」 星が降り注ぐ丘に少年と少女の笑い声が響く。 流れ星が見せる幻想的な風景。 凶悪犯にも安らぎを与えるその風景。 一夜限りのこの風景。 キラキラと 輝いていたのは星だけでは無かった。
投稿者コメント
短編に挑戦です。 見てくれたら有りがたいです。
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