☆
はじめにお読み下さい
☆
小説に戻る
☆
最近のコメント・評価
☆
キーワード検索
☆
設定
☆
メインページに戻る
☆
サイトトップに戻る
小説「
徒然なるままに
」を編集します。
* 印は必須項目です。
パスワード
*
新規投稿時に入力したパスワードを入力してください。
作者名
雪白
タイトル
*
内容
*
ここはポップスター。の、とある教会。 その入り口では二人の少年が息を殺して、お互いの顔を見合っていました。彼らはじっと見合っていましたが、しびれを切らした少年がもう一人の少年に目で、 『やるんだ』 と、言ました。 少年はゆっくりと頷き、持っているものを握り締め腕を震わせ… …それを床に置きました。 それを、神様でも見たかのように目を見開いて見ていた少年は、 「(よくやったあぁぁああ!!)」 ドミノ、最後のひとつが今置かれました。 時を二日ほどさかのぼります。二人とも少年でややこしいので、叫んだ方K君、を床に置いた方をW君とします。 勘のいいかたで無くても誰だか分かりますね。 ―☆―☆―☆― 真夏の太陽が地に落ちる頃、二人は散歩していました。 「ねぇ」 「なんですかKさん」(少年がKさんと言ってる訳ではなく、あくまで伏字です。) 「暇だね」 「暇ですね」 「帰ろうか」 「帰りましょうか」 二人が方向転換して帰ろうとしたそのとき、K君は 「!W、ほら、あれ!」 「え?…あれは…」 K君が見たものは巡礼で教会を出て行く教会の人たちでした。 「でも、あれがどうしたんですか?」 「あの教会って、確か20人ぐら__」 「16人です」 「そうそう、それでさあの人たちの数がさ…」 「…16人」 「ってことはさ!今中に誰もいないよね!」 「Kさん、まさか__」 「そのまさかさ!」 そう、K君は目を極限まで、ビームが出そうなくらい輝かせて__ ビィィンッ(目からレーザー) ジュッ シュウウウ…(地面が焼けてます) 「ホントに出さないで下さいっ」 __ホントにビームが出ちゃうぐらいに目を輝かせてそういうのでした。 …あれ?W君、地の文聞こえてます? 「駄目ですよ、Kさん。それは不法侵入ですよ」 今度は地の文無視ですか。 「でもW。中を詳しくみたいでしょ?」 「うぅっ!」 まじめっ子なW君も好奇心、いや探究心はたまた研究心には敵わなかったのです。 と、いうわけで、その次の日からK君とW君のドミノを並べる作業が始まったのです。 …何でドミノになったんでしょう? ―☆―☆―☆― 回想が終わりましたね。 さぁ全てのドミノを教会の中に二日をかけてぎっしりと並べてK君とW君、そろそろお約束の時間です。 「いやぁ、ここまで長かったねぇ。…倒すのはジャンケンで決め__」 「貴様らぁああぁぁあああ!!」 ほらきました、向こうから走ってくるのはフロスティ。どうやら巡礼は終わったようです。分かりましたね?牧師さんとーじょー。 「くっ、時間をかけ過ぎたか!?ここは僕が食い止める!!」 シリアスなシーンだったらかっこいいのに…。 「地の文が文句言うな!!」 と、叫びながら何も無い空間から剣を出してこっちに向け…え? サクッ☆ 【ここまでは『雪白』の提供でお送りしました。ここからは地球から宇宙まで『白雪』の提供でお送り致します】 変わりまして、雪白の魂、通称『白雪』が本当に気力だけで執筆致します。 何も無い空間から剣をだした『カービィ』はもう一人の名を呼ぶ、 「『ワドルディ』!早くドミノを」 ワドルディはその言葉が終わるより早く行動していました。もうかれこれ19年のコンビですから当然ですよね。 倒れるドミノ。カービィはそれを見て口元に笑みを浮かべます。 「牧師さん、もう来ても無駄だよ!」 牧師フロスティはそれを聞いても止まる気配がありません。カービィが動揺していると、フロスティは理由を言いました。 「ならばそのドミノの並びを崩すまでだぁ!」 「「なっ、何ですとぉお!?」」 フロスティが跳躍、それを止めようとカービィが剣を振るいます。しかし、それを読んでいたフロスティは剣に氷の塊を投げつけました。カービィの動きが一瞬鈍った隙にフロスティは彼の頭上を飛び越え__ 「させるかぁぁあ!!」 気がつけばカービィの頭の上にはさっきまでの緑の勇者の帽子ではなく、バチバチとスパークするエネルギーを出す輪っかが乗っています。スパークする音が急速に高くなり、そして、 バヂィッ 「覚悟ぉぉお!!」 エネルギーの塊が辺りに轟音を轟かせて牧師を吹き飛ばしましたが、まだ止まりません。 「あ、あれ?」 「か、カービィさん、まさか…!」 「ぜ、全力で打ち込んだ」 波動弾は教会を貫き反対側にも穴を開けて、ようやく、空気中に霧散しました。 当然教会が崩れます。地震さながらに地を揺らし土煙をもうもうとたて…。 それらが収まったとき瓦礫の山だけが残りました。 「「「そ、そんな」」」 奇しくも声がハモってます。しかし、次はハモりませんでした。 「教会がぁぁあ!!」これはフロスティ。 「ドミノがぁぁあ!!」これはカービィ。 「歴史的建造物がぁぁあ!!」これはワドルディ。 三者三様の悲鳴を上げて天を見上げる。夕方の赤い日差しが、頬を濡らす彼らの背中を哀愁漂う感じに照らしていました…。 後日、テケトーな村裁判みたいなもので、カービィは一ヶ月の『一日おにぎり20個の刑』(本人曰く、それじゃ三日で死んじゃうよ!)。 フロスティは三ヶ月の『禁固刑』(ブロントバード村長曰く、奴は悪くないようだけどノリで)。 ワドルディは無罪放免になったそうな(被告人二名を除く人々曰く、ワドルディだから)。 拝啓 お父様、お母様、夏の風に吹かれても懐は暖まりませんが、ポップスターは今日も平和です。
投稿者コメント
人生においての処女作です。 一話完結の話をこれからやって行きたいな〜と思っています。しかし、ちょっと長いです。 上記の通り処女作ですので、あまり期待せずさらっと目を通していただけたらと願っています。
この小説を削除する
(削除する場合のみチェックを入れてください)
※シリーズの第1話を削除するとそのシリーズ自体が削除されてしまうのでご注意ください。
(c) 2010, CGI Script by
Karakara