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小説「
現象と幻想と時々暗闇
」を編集します。
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作者名
想羅
タイトル
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内容
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「今日も快晴!いい天気!」 とある住宅街の一角、全体に響くほど大きな声を挙げているのは白い球体。 手と足は短く胴体も短い。 おまけに変な帽子を被っているまさに変人と呼ばれてもいいくらいの変t…ゲフンゲフン 変人、いや、『変球』がそこには居た。 変球はどうやら天気占いなるものをやっていたらしい。 何故なら靴があるからだ。 紅い可愛らしい靴がそこにあった。 つまりは、裏返ることもなく、横を向くことも無かったのだろう。 さて、この一日のお勤め(変球の中ではに限る)とも言える行いを終えた変球。 言ってしまえば、やることはそれしか無いわけで。 「…毎日平凡すぎるんだよなぁ。」 儀式後の紅い靴を拾いながら変球は言う。 「例えばさ、こう…その、なんていうの?」 一人言はまだまだ続く。 「『何処に続くかもわからない穴に落ちていく』的な。」 まだ続く 「こうパーッとした、なんかさ。」 続くのかよ 「急に巫女さんが出てきて弾幕を張ったりさ。」 もはや別ゲー 「とあるお城で鞭振るって戦うとかさ。」 どう見てもアレです 「バクテリアン軍を倒しにいったりさ。」 味噌ッ! 「ぷよぷよした奴を消していったりさ。」 ぱっよえーん! 「そんな感じの何かないのかなぁ。」 長々としたそれを言い切ったと同時に、それは起こった。 そこには地面があった筈。 足は地についていた筈。 側にはいつものアレが置いてあった筈。 だが、どうだろうか? 今、変球は落ちているでは無いか。 暗い奈落の底を、ただただ落ちているではないか。 トラップカードが発動したようです(どちらも) 「あれ、おかしいね。」 冷や汗をかきながら変球は言う。 しかしその割には落ち着いてます。 やっぱり変態伊達にやってないね! 穴を落ちていくと、外の空気が感じられる。 そして、ボスンと鈍い音を立て 変球はそこに埋まってしまった、つちのなかにいる。 「…超展開すぎるよ。某チャー研だってここまでは酷くないよぅ。」 なにやらメタい愚痴をこぼす変球。 それにしても、此処は何処だろうね。 おじさん難しいことよく分かんないから。 しかも夜だし暗いよ! 「なんか、森の中っぽいけどなぁ。」 さすが変球、目だけは良いようです。 そうそれは、森。 どこかの国に1つはありそうな、そんな森林。 けどそこは違った。 確かに森だ。 けど、何かが居た。 変球もこのことに気付いたようだ。 いつも持ち歩いている武器を取りだし いつ襲撃されてもいいように準備をしている。 変球の中の予感は、当たることとなった。 暗闇の中、感じられる気配は1つ。 猛獣か動物の類いか、または… 「おお、餌発見だ。」 その言葉が聴こえた瞬間。 周りがまた一段、暗くなる。 それは猛獣の類いか?…否。 それは妖の類い。 それは、夜空を飛ぶ補食者の類い。 両手を広げ、補食者はこちらを見下ろしていた。 「なるほど。つまりここは……」 槍を構え直し、空から見下すそれを見つめた。 こいつが居るってことは、つまりここは……。 その様子を見ているもう1つの陰。 木陰で、その様子を見ている、恐らく女性と思われる影は言った。 「ようこそ、幻想達の集着点へ。」
投稿者コメント
これってカービィ系じゃなくてもいいんだよね! 東方の奴書いてみたくなったんだ。 オリカビ×東方的な感じのかな? さて、たち塞がる敵は一体どちらさま?
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