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小説「
第一巻
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作者名
ロウ
タイトル
*
内容
*
「暇だ…。」 赤髪の青年は机に肘を突き、足で適当なリズムを取っていた。 青年は目線を自分の前にいる少女に向けた。 少女は水色の髪をたまに触り、本を読んでるのでめったに話すことは無い。 「暇だ…。」 あいにく自分には趣味という趣味は無い。 仕事も今は無い。 「暇だし、散歩でも行くとするか。」 青年は椅子から立ち上がると、 「ちょっと出てくる。まぁすぐ戻ると思うがな。」 と少女に言った。 少女は本から目線を青年に向け「わかりました。」というとまた本へと戻した。 ここは魔獣撲滅部隊・天空基地。 この基地にはたくさんの戦士がいる。 魔獣撲滅部隊(通称BEF)は世界中各地にある。 その中でも天空基地はここしかない。 天空基地、つまりは基地が空にあるということである。 空には普通に町がありそこに住む人もいる。 そこに住む民族には共通して背中に鳥のような翼がついている。 その起源は、神が翼を与えたという神話が残っており、どこの民族もその神を祀っている。 それがこの世界である。 「結構あいつと二人でミッションに出たりしてたが、未だによくわからねぇなぁ…。」 青年は独り言を言いながらエントランスを歩いていた。 「おい、ロイス!!」 団長の声だ。 この基地の団長は自分に向けて手招きしている。 ロイスは団長のほうへと歩いた。 「何か用か?団長。」 団長は、ロイスを見ると、クスッと笑った。 「お前、最近順調らしいな。」 「な、なんだよ、急に…。」 「いやっ、あの時と比べてずいぶん変わったなと思ってな。」 「…。」 ロイスは何とも言えなかった。 「それよりロイス、エータのことなんだが…。」 ロイスは唾を飲み込んだ。 「あまり心配かけさせるなよ。」 ロイスは体制が崩れた。 「それだけ…?」 「あぁ、それだけだ。それよりロイス、今から何する気だ?」 「何するって…暇だから散歩でもしようかと思ってたところだが…。」 団長はロイスの話を聞くと考え込んだ。 「う〜ん、ロイス達2人に頼みたい仕事があるのだがなぁ…。」 その言葉を聞いたロイスは目を輝かせた。 「仕事あるのか!!是非させてくれ!!頼む!!」 団長は「それを待っていた」というかのように笑顔を見せた。 「エータを呼んでくる。じゃっ入って来る!!」 団長は「行って来い」と言った後、しばらく考え込み 「これで良かったのかな…。」と言った。 ロイスは急いで自分達の部屋に戻った。 「エータ!!仕事だ!!」 水色髪の少女、エータは本にしおりをさし込むと、立ち上がった。 「どういった仕事なんですか?」 「確か南の森林地域に現れた竜が邪魔でそこを通れなく、遠回りしないといけない人がいるらしい。」 「つまり竜退治ってことですか。」 「そういうことだ!!じゃあ行くぞ!!」 武装を終えた2人は外に出て、折りたたんでいた翼を広げ、空へと飛んでいった。 「ここが南の森林地帯だな。」 ロイスとエータは目的地に着くと、そのまま羽を閉じ、地面へと下りた。 ロイスの後ろをエータは何も言わずついて来る。 そのとき、大きな咆哮が聞こえた。 「くっ、この先だ!!行くぞっ!!」 「は、はいっ。」 2人は咆哮がおさまると、その声の元へと走って行った。 「いたぞ!!」 竜は既に飛んでいた。 おそらく2人が来るのを察知していたらしくだから吼えたらしい。 ロイスは銃槍を持ちながら 「ミッション、スタートだ!!」と言った。 続
投稿者コメント
小説第5作目は結構長いお話を書こうかと思います。 今回はまたあの戦士の物語です。 ゆっくりと読んで頂いたら光栄です。 ではごゆっくり。
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