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小説「
死与 『死』なんてものは
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作者名
想羅
タイトル
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内容
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善と悪。 罪と罰。 生と死。 それら全てを含めて、世界は成り立っている。 それら全てを含めて、人間は成り立っている。 それら全てを裁く為 我らは居るのだろう。 冥界での仕事は様々だ。 魂の審判、天国か地獄へ行くための書類整理及び管理、転生受付。 まあその他にも色々あるのだがその中で最も大事なのは。 「迎えに参りました。終点です。」 …魂を迎えに行く事。 それが冥界に住む者…「死与(シト)」の役目。 神は何故『死』というモノを作ったのだろう。 僕には分からない。 『死』が存在する訳が。 ずっと生きていた方が幸せ。 なにより僕らも仕事をしなくてすむ。 けどお姉ちゃんは言うんだ。 「『死』がなければ皆辛い思いしかしない」って。 僕には理解できなかった。 死んじゃったら残された人達が可哀想。 それは当然の事なのに。 いざやってくるとこみ上げてくる。 想い、言葉、涙…。 押さえつけていたもの全部。 だから、『死』なんて 無くてもいいんじゃないかな? 命灯(メイト)…それが僕に与えられた名前。 この世界での名前。 この薄暗い世界の ___たった1つの灯。 僕は今日も翼を広げる。 命の灯を消す為に。 それが僕に与えられた存在意義。 それが僕に与えられた名前。 そんな時、あの子に出会った。 太陽のような笑顔。 僕には眩しすぎたその笑顔。 あの子は今ごろ元気かな? もう1つ僕に存在意義をくれた…大切な存在。 僕のもう1つの存在意義。 あの子の為に生きること。
投稿者コメント
私の世界における死神のお話です。 かなーり暗くなるかと思われます。
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